技術面においては、新たに1、2軍巡回打撃コーチに就任した藤井康雄氏の指導にも期待がかかる。打者それぞれが生まれながらに持つ重心に合わせて指導する「4スタンス理論」を基に、T-岡田(オリックス)、柳田悠岐(ソフトバンク)らを育て上げた実績を持つ同氏は、佐藤について「すごい選手なのは間違いない。柳田タイプで、飛距離は大谷クラス。能力はあるから、そこに戻していくだけ。こうしたらいいというのは思っている。改善策はある。年間通して、力を出せるようにしていきたい」と更なる成長への青写真を描く。
すでに昨年の秋季練習後半から直接指導をしており、佐藤自身も「1つひとつ考えながらやっていきたい」と受けたアドバイスを参考に取り入れつつ、三振数の減少と四球数の増加をもくろんでいる。
新人の肩書きが外れ、真の怪物へとスケールアップを目指す2022年。佐藤は「僕が小さいときに優勝して以来してないと思うので。またタイガースが盛り上がるように少しでも貢献して活躍したい」と決意を込める。
阪神にとって17年ぶりのリーグ優勝、そして37年ぶりの日本一奪取には、佐藤の飛躍が大きな鍵を握っていると言っても過言ではない。
取材・文●阪井日向
すでに昨年の秋季練習後半から直接指導をしており、佐藤自身も「1つひとつ考えながらやっていきたい」と受けたアドバイスを参考に取り入れつつ、三振数の減少と四球数の増加をもくろんでいる。
新人の肩書きが外れ、真の怪物へとスケールアップを目指す2022年。佐藤は「僕が小さいときに優勝して以来してないと思うので。またタイガースが盛り上がるように少しでも貢献して活躍したい」と決意を込める。
阪神にとって17年ぶりのリーグ優勝、そして37年ぶりの日本一奪取には、佐藤の飛躍が大きな鍵を握っていると言っても過言ではない。
取材・文●阪井日向