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プロ野球

ラプソードがもたらす“変革”と“進化”。ダルビッシュの名言にも通じる「正しい練習」の重要性<SLUGGER>

新井裕貴(SLUGGER編集部)

2022.05.26

日本時代から「頭を使った練習」に取り組んでいるダルビッシュはラプソードも個人所有し、日夜パフォーマンス向上を目指している。(C)Getty Images

日本時代から「頭を使った練習」に取り組んでいるダルビッシュはラプソードも個人所有し、日夜パフォーマンス向上を目指している。(C)Getty Images

 アメリカではメジャー全30球団はもちろん、1200以上の大学やトレーニング施設でラプソードが導入されている。さらに、MLBドラフトの候補生500人を対象としたスカウティング・レポートでも、打球速度ランキングやバレル率ランキングが発表されるほど浸透している。

 今後、日本でラプソードを普及させていく上でカギになるのは、やはり指導者の理解だろう。アメリカ流の理論や最新機器を使った指導法に抵抗を覚える指導者も少なくない中、どのように理解を広げていくのか。

 花城さんは「まだどうしても現場の方から拒否反応を感じることはあります」と言いつつ、ラプソード社のスタンスは選手や指導者への「寄り添い」であると強調する。

「故障の予防もそうですが、多くの選手を抱えているチームで、全員の特徴を理解するのはどうしても限界があります。ラプソードを使うことで選手に何が足りないのかを把握できますし、それぞれに合った練習ができるようになります」。
 
 5月11~13日、東京ビッグサイトで開催された『Japan Sports Week2022』に出展したラプソード社のブースには、こんな垂れ幕が掲げられていた。

「#計測は力になる」

 計測することで、自分の現在地が分かる。自分の特徴を知ることができる。自分のパフォーマンスを向上させるためのヒントをつかめる。そして、故障の可能性もいち早くキャッチできる――。

「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」

 あまりにも有名なダルビッシュのこの言葉は2010年、まだラプソードが球界に導入される前に生まれたものだ。だが、ラプソードの“本質”をこれ以上ないほど端的に言い表している。

取材・構成●新井裕貴(SLUGGER編集部)
 
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