▼2位 黒田博樹(在籍:2008~11年)
●ドジャース通算成績
115登板 41勝46敗 699.0回 523奪三振 防御率3.45 WAR10.2
オールスターに出場したこともなければ、サイ・ヤング賞投票で票が入ったこともない。だが、大きな故障をすることもなく黙々と仕事をこなす姿から「メジャー史上最高の日本人投手」(『ニューヨーク・ポスト』紙のジョエル・シャーマン)とも称賛された。
これは後のヤンキース時代を含めての評価だが、ドジャース時代に限っても、打球を頭部に受けて長期離脱した09年を除いて、4年間で3度180イニングをクリア。パワーピッチャーではなかったものの、優れた制球力と長打阻止能力を両立し、防御率は1度も4点台に乗ったことはなかった。また、同じ08年メジャーデビューの“同期生”、クレイトン・カーショウには練習のパートナーとして好影響を与え、11年に彼が初のサイ・ヤング賞を受賞した際には「カーショウのサイ・ヤング賞には、黒田から学んだものが詰まっている」(当時のネッド・コレッティGM)言われた。
▼1位 野茂英雄(在籍:1995~98年、2002~04年)
●ドジャース通算成績
191登板 81勝66敗 1217.1回 1200奪三振 防御率3.74 WAR15.2
大谷がまだ1試合もプレーしていない今、「ドジャース史上最高の日本人選手」は野茂を置いて他にはいない。95年に日本人メジャーリーガーのパイオニアとして海を渡ると、独特のトルネード投法から繰り出す速球とフォークを武器に三振を奪いまくり、“ノモマニア”なる存在までも生み出した。この年はオールスターの先発マウンドに立ち、奪三振王&新人王にも輝くと、翌年には打者天国クアーズ・フィールドでノーヒッターを達成。98年にはメジャー通算100先発目の試合で日本人選手史上初の本塁打を放つなど、ドジャース時代に限っても名場面には枚挙に暇がない。メジャー7球団を渡り歩いたが、歴史的にも実力的にも、やはり野茂=ドジャースなのだ。
構成●SLUGGER編集部
【関連記事】「More on Dekopin, or Deco」大谷翔平の愛犬の名前を質問した地元記者が困惑! 聞きなれない“デコピン”に悲鳴
【関連記事】「史上2人目の両リーグMVP」だけじゃない!打者・大谷が新天地ドジャース1年目で射程に捉える「3つの大記録」<SLUGGER>
●ドジャース通算成績
115登板 41勝46敗 699.0回 523奪三振 防御率3.45 WAR10.2
オールスターに出場したこともなければ、サイ・ヤング賞投票で票が入ったこともない。だが、大きな故障をすることもなく黙々と仕事をこなす姿から「メジャー史上最高の日本人投手」(『ニューヨーク・ポスト』紙のジョエル・シャーマン)とも称賛された。
これは後のヤンキース時代を含めての評価だが、ドジャース時代に限っても、打球を頭部に受けて長期離脱した09年を除いて、4年間で3度180イニングをクリア。パワーピッチャーではなかったものの、優れた制球力と長打阻止能力を両立し、防御率は1度も4点台に乗ったことはなかった。また、同じ08年メジャーデビューの“同期生”、クレイトン・カーショウには練習のパートナーとして好影響を与え、11年に彼が初のサイ・ヤング賞を受賞した際には「カーショウのサイ・ヤング賞には、黒田から学んだものが詰まっている」(当時のネッド・コレッティGM)言われた。
▼1位 野茂英雄(在籍:1995~98年、2002~04年)
●ドジャース通算成績
191登板 81勝66敗 1217.1回 1200奪三振 防御率3.74 WAR15.2
大谷がまだ1試合もプレーしていない今、「ドジャース史上最高の日本人選手」は野茂を置いて他にはいない。95年に日本人メジャーリーガーのパイオニアとして海を渡ると、独特のトルネード投法から繰り出す速球とフォークを武器に三振を奪いまくり、“ノモマニア”なる存在までも生み出した。この年はオールスターの先発マウンドに立ち、奪三振王&新人王にも輝くと、翌年には打者天国クアーズ・フィールドでノーヒッターを達成。98年にはメジャー通算100先発目の試合で日本人選手史上初の本塁打を放つなど、ドジャース時代に限っても名場面には枚挙に暇がない。メジャー7球団を渡り歩いたが、歴史的にも実力的にも、やはり野茂=ドジャースなのだ。
構成●SLUGGER編集部
【関連記事】「More on Dekopin, or Deco」大谷翔平の愛犬の名前を質問した地元記者が困惑! 聞きなれない“デコピン”に悲鳴
【関連記事】「史上2人目の両リーグMVP」だけじゃない!打者・大谷が新天地ドジャース1年目で射程に捉える「3つの大記録」<SLUGGER>
関連記事
- 現DeNAオースティンとの大乱闘、チームメイトの車に動物の糞を...大谷に背番号17を譲ったケリーは球界屈指の変わり者<SLUGGER>
- 大谷争奪戦不参加は山本獲得のため?メッツの大富豪オーナーが描くチーム再建の「青写真」<SLUGGER>
- 「史上2人目の両リーグMVP」だけじゃない!打者・大谷が新天地ドジャース1年目で射程に捉える「3つの大記録」<SLUGGER>
- カブスはどこまで本気だったのか?ウィンター・ミーティングの現場から見た“大谷争奪戦狂騒曲”の顛末<SLUGGER>
- 契約総額7億ドルでも年俸はたった200万ドル!?大谷が提案した前代未聞レベルの「後払い」の詳細が明らかに<SLUGGER>