昨シーズンまでトロント・ラプターズでプレーし、現在はFAとなっている渡邊雄太の去就はいまだ決まっていない。負傷で出遅れた2021-22シーズンは苦しんだ渡邊は、1月には新型コロナウイルスに感染。欠場が重なりプレーの安定性を欠いた。
それでも先月行なわれたアジアカップでは出場した4試合で、格の違いを見せつけた。準々決勝進出決定戦のフィリピン戦で負傷し、その後は欠場を強いられたが、アジアでもケタ違いの人気・知名度を誇る渡邊に中国メディアも熱視線を注いでいる。
【動画】渡邊を中心に若手も躍動!アジアカップの初戦をチェック
今回特集記事を掲載した『聯合新聞網』は、「ラプターズとの2年間の契約を終えた日本のスター選手、ユウタ・ワタナベは、オフにフリーエージェントとなった後、まだ新しい契約には至っていない」と現状に触れた。
そして「昨シーズン、ワタナベは怪我の問題もあり攻撃力は著しく低下。外からのシュートも安定せず、後半戦でラプターズのフロントコートの選手たちが戻ってくると、出場機会は減っていった」と振り返ったうえで「ワタナベがチームからの契約延長を引き寄せる活躍をみせられなかった」と総括した。
それでも「ワタナベはアジアでは別格の存在で、ルイ・ハチムラとのフロントコートのコンビネーションは近年の日本のバスケットボール界の劇的な向上の証明であり、育成方針が正しい方向に進んでいることを示している」と見解を述べた。
また同メディアは「彼の成功は、日本、いやアジアのバスケットボール界の若い後輩たちに夢を与える勇気を与えた」と渡邊のキャリアを称えたうえで、今後について以下のように予想した。
「トレーニングキャンプや開幕前のウォームアップにどこかのチームが彼を招待するか誰にも分からない。シーズン途中で選手が欠け始めたら、それはユウタ・ワタナベにとってまたとないチャンスになるかもしれない」
そして最後には「ユウタ・ワタナベがNBAのキャリアを続ける契約を結んだという朗報が聞かれたら幸いだ」という一文で締めた。日本や米国以外からも高い関心を集められるバスケットボーラー。アジアを代表する存在として、再び最高峰の舞台でプレーしてくれることを願いたい。
構成●THE DIGEST編集部
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それでも先月行なわれたアジアカップでは出場した4試合で、格の違いを見せつけた。準々決勝進出決定戦のフィリピン戦で負傷し、その後は欠場を強いられたが、アジアでもケタ違いの人気・知名度を誇る渡邊に中国メディアも熱視線を注いでいる。
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そして「昨シーズン、ワタナベは怪我の問題もあり攻撃力は著しく低下。外からのシュートも安定せず、後半戦でラプターズのフロントコートの選手たちが戻ってくると、出場機会は減っていった」と振り返ったうえで「ワタナベがチームからの契約延長を引き寄せる活躍をみせられなかった」と総括した。
それでも「ワタナベはアジアでは別格の存在で、ルイ・ハチムラとのフロントコートのコンビネーションは近年の日本のバスケットボール界の劇的な向上の証明であり、育成方針が正しい方向に進んでいることを示している」と見解を述べた。
また同メディアは「彼の成功は、日本、いやアジアのバスケットボール界の若い後輩たちに夢を与える勇気を与えた」と渡邊のキャリアを称えたうえで、今後について以下のように予想した。
「トレーニングキャンプや開幕前のウォームアップにどこかのチームが彼を招待するか誰にも分からない。シーズン途中で選手が欠け始めたら、それはユウタ・ワタナベにとってまたとないチャンスになるかもしれない」
そして最後には「ユウタ・ワタナベがNBAのキャリアを続ける契約を結んだという朗報が聞かれたら幸いだ」という一文で締めた。日本や米国以外からも高い関心を集められるバスケットボーラー。アジアを代表する存在として、再び最高峰の舞台でプレーしてくれることを願いたい。
構成●THE DIGEST編集部
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