河村勇輝が2WAY契約を結んだシカゴ・ブルズで、来たる2025-26シーズン、「最も重要な選手になる」と地元紙が期待を寄せているのが、リトアニアにルーツを持つ20歳のフォワード、マタス・ブゼリスだ。
『シカゴ・サン・タイムズ』紙は、ブルズのバスケットボール運営部門のアルトゥラス・カルニショバス副社長の「彼は実に多彩なスキルを持っている」という言葉を引用しつつ、ブゼリスの2年目の飛躍的な成長に太鼓判を押している。
彼のバックグラウンドはユニークだ。両親、さらには父方、母方の両祖父もリトアニアでプロバスケットボール選手だったという血筋の良さを誇るが、生まれ育ったのは両親が移住した先のシカゴ。まさにブルズの地元出身だ。
両国のバスケットボールの影響を受けているせいか、リトアニアのメディアも彼については「リトアニア人選手にはこれまでいなかったタイプ」とカテゴライズしている。
カンザス、ゴンザガ、フロリダステイト、パデュー、ミシガン、ウィスコンシンなどなど、NCAAの多数の名門校から誘いがあったが、ブゼリスが最終的に選んだのはNBAが若手育成のために立ち上げたGリーグ・イグナイト(2024年に閉鎖)だった。
そこで1シーズンをプレーしたのち、2024年のドラフトにエントリーすると、ブルズから全体11位で指名を受けて、昨季NBAデビュー。ルーキーイヤーは80試合に出場して平均18.9分コートに立ち、平均8.6点、3.5リバウンドをマークした。
3月のロサンゼルス・レイカーズ戦では、30分に満たないプレータイムながら3ポイント5本を含むキャリアハイの31得点をマークし、シーズン終盤のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では初のダブルダブル(12得点、12リバウンド)も達成。
オールスターではスラムダンク・コンテストに出場し、最終的にオールルーキー2ndチームに選出された。ちなみに、本人いわく学生時代から派手なダンクで周囲を沸かせるのが好きだったらしい。
まだ線は細いものの208cm とサイズに恵まれたブゼリスは、カルニショバス副社長の指摘通り、コート上では実に多彩なプレーを見せる。
欧州系の選手らしくアウトサイドシュートを得意とするが、アメリカ的な素質も兼ね備えたハイブリッド。ガード並のボールハンドリングにブロックショット、ビジョンの良さ、さらにはコート上を自在に動くポジションレスなスタイルが特長だ。飄々としたプレーぶりからは、センスの良さを感じさせる。
『シカゴ・サン・タイムズ』紙は、ブルズのバスケットボール運営部門のアルトゥラス・カルニショバス副社長の「彼は実に多彩なスキルを持っている」という言葉を引用しつつ、ブゼリスの2年目の飛躍的な成長に太鼓判を押している。
彼のバックグラウンドはユニークだ。両親、さらには父方、母方の両祖父もリトアニアでプロバスケットボール選手だったという血筋の良さを誇るが、生まれ育ったのは両親が移住した先のシカゴ。まさにブルズの地元出身だ。
両国のバスケットボールの影響を受けているせいか、リトアニアのメディアも彼については「リトアニア人選手にはこれまでいなかったタイプ」とカテゴライズしている。
カンザス、ゴンザガ、フロリダステイト、パデュー、ミシガン、ウィスコンシンなどなど、NCAAの多数の名門校から誘いがあったが、ブゼリスが最終的に選んだのはNBAが若手育成のために立ち上げたGリーグ・イグナイト(2024年に閉鎖)だった。
そこで1シーズンをプレーしたのち、2024年のドラフトにエントリーすると、ブルズから全体11位で指名を受けて、昨季NBAデビュー。ルーキーイヤーは80試合に出場して平均18.9分コートに立ち、平均8.6点、3.5リバウンドをマークした。
3月のロサンゼルス・レイカーズ戦では、30分に満たないプレータイムながら3ポイント5本を含むキャリアハイの31得点をマークし、シーズン終盤のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では初のダブルダブル(12得点、12リバウンド)も達成。
オールスターではスラムダンク・コンテストに出場し、最終的にオールルーキー2ndチームに選出された。ちなみに、本人いわく学生時代から派手なダンクで周囲を沸かせるのが好きだったらしい。
まだ線は細いものの208cm とサイズに恵まれたブゼリスは、カルニショバス副社長の指摘通り、コート上では実に多彩なプレーを見せる。
欧州系の選手らしくアウトサイドシュートを得意とするが、アメリカ的な素質も兼ね備えたハイブリッド。ガード並のボールハンドリングにブロックショット、ビジョンの良さ、さらにはコート上を自在に動くポジションレスなスタイルが特長だ。飄々としたプレーぶりからは、センスの良さを感じさせる。
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