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NBA

「彼は能力を発揮するチャンスすらなかった」タウンズが明かす大学の同僚ブッカーの“不遇の時代”<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.08.19

タウンズ(左)がブッカー(右)との大学時代の思い出を語った。(C)Getty Images

タウンズ(左)がブッカー(右)との大学時代の思い出を語った。(C)Getty Images

 現地時間8月17日(日本時間18日)、来月バスケットボール殿堂入り式典へ出席するレジェンド、カーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)のポッドキャスト番組『7PM in Brooklyn』の最新エピソードが公開された。

 今回のゲストは、ニューヨーク・ニックスのカール・アンソニー・タウンズ。29歳のビッグマンは昨季、ニックスで平均24.4点、12.8リバウンド、3.1アシスト、1.0スティールをマークしてオールスターとオールNBA3rdチームに選ばれた。

 ニックスは昨季イースタン・カンファレンス3位の51勝31敗(勝率62.2%)を記録し、プレーオフではカンファレンス・ファイナルへ進出。ジェイレン・ブランソンやOG・アヌノビー、ミケル・ブリッジズ、ジョシュ・ハートらとプレーしたタウンズは、フィールドゴール成功率52.6%、3ポイント成功率42.0%(平均2.0本成功)、フリースロー成功率82.9%と、高精度なショットでブランソンとともに得点源を務め上げた。
 
 番組内では、高校時代からの友人デビン・ブッカー(フェニックス・サンズ)の話題に。「クレイジーな話さ。僕らは高校時代から友人でね。その頃からケンタッキー大について話してきた。で、彼と同じカレッジに進んで同じ経験を積むことができたんだ」とタウンズが語り、大学時代の秘話を明かした。

「ブック(ブッカーの愛称)と一緒に話していたことを覚えている。彼は『お前はNBAへ進もうとしている。君なら全体1位でドラフトされるだろう。僕はケンタッキーに残ってあと1年か2年プレーする。そこで(NBA入りできるかどうか)トライしてみるよ』と言っていたんだ。当時の僕は、コート上でお互いうまくやれたら勝利を重ねて、ドラフトに向けて株が上がる気がしていた」

 2014-15シーズンのケンタッキー大は、ジョン・カリパリHC(ヘッドコーチ)の下、将来のNBA選手が9人もロスターに名を連ねた豪華ロスターを形成。NCAAトーナメントではファイナル4(準決勝)まで勝ち進んだのだが、この時のケンタッキー大は相手や試合の状況に応じて臨機応変な選手起用をしていたため、8選手が平均20.0分以上のプレータイムを残していて、平均12.0点以上を記録した選手は皆無。
 
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