愛知県名古屋市のIGアリーナで、3日間にわたって開催された八村塁(ロサンゼルス・レイカーズ)主催のキャンプ「BLACK SAMURAI 2025」。最終日の8月20日には大観衆を集めて「THE SHOWCASE(ショーケース)」が行なわれた。
八村による公開ワークアウトが終わり、次のプログラム「BLACK SAMURAI vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ」に移った時だった。
今季から同アリーナを本拠地とする名古屋Dの選抜メンバーとシュート対決を行なうはずが、八村のBLACK SAMURAI チームはメンバーが不在。ここで八村が「"スペシャルゲスト"を呼んでいます。その"スペシャルゲスト"は......富樫勇樹さんです!」と叫ぶと、会場は騒然。暗転後、富樫が登場すると1万510人が詰めかけた会場は大きな歓声に包まれた。
富樫をコート中央へ迎え入れた八村は、ハイタッチ後、全身でハグ。203cmの身体で167cmの先輩を包み込み、昨年のパリ五輪以来となるチーム再結成を喜んだ。
富樫は「塁の助っ人として役に立てるように頑張ります」と挨拶。同じくBLACK SAMURAI チームに迎えられた馬瓜エブリンは、「愛知県生まれ愛知県育ち、馬瓜エブリンです!よろしくお願いしまーす!!」と、さすがのマイクパフォーマスを見せた。
肝心のシュート対決だが、両チームの選手が3ポイントを決め合うリレー形式の勝負で、富樫は一向にシュートを決められず。アンカーの八村にバトンをつなげず「もう1回もう1回もう1回!もう1回やらせてください!」と懇願するまさかの展開に。
しかし2回目も結果は変わらず、この対決は名古屋Dに軍配。うなだれる富樫に、八村は「助っ人ダメだ。僕打ってもないんですけど」と言って会場の笑いを誘った。
最後は、アメリカで馴染みのシュートゲーム「HORSE」で八村が華麗なハーフコートショットを決め、大団円。八村は5歳上の先輩に対して「いやいやいやいや富樫くん!助っ人で来たはずが、足を引っ張ってましたよ」とイジり、富樫も「空気感作ったから!」と反論する軽妙なトークでファンを楽しませた。
2人は八村が日本代表デビューした2018年頃からの仲で、21年の東京五輪、24年のパリ五輪と2大会連続でオリンピックをともに戦った戦友だ。NBAウォッチャーの富樫が、八村の所属するレイカーズ戦を現地観戦したこともあるなど、深い絆で結ばれている。
富樫はその後も、この日の主役であるキャンプ参加の中高生たちに声援を送ったり、会場のファンと交流するなど、後輩のイベントを全身で盛り上げていた。
構成●ダンクシュート編集部
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最後は、アメリカで馴染みのシュートゲーム「HORSE」で八村が華麗なハーフコートショットを決め、大団円。八村は5歳上の先輩に対して「いやいやいやいや富樫くん!助っ人で来たはずが、足を引っ張ってましたよ」とイジり、富樫も「空気感作ったから!」と反論する軽妙なトークでファンを楽しませた。
2人は八村が日本代表デビューした2018年頃からの仲で、21年の東京五輪、24年のパリ五輪と2大会連続でオリンピックをともに戦った戦友だ。NBAウォッチャーの富樫が、八村の所属するレイカーズ戦を現地観戦したこともあるなど、深い絆で結ばれている。
富樫はその後も、この日の主役であるキャンプ参加の中高生たちに声援を送ったり、会場のファンと交流するなど、後輩のイベントを全身で盛り上げていた。
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