ユーロバスケット2025のフィンランド会場は、各国とも3試合を消化。ホームで戦うフィンランド代表は地元開催の利を生かし、ドイツと並んで3勝0敗でグループBの首位に立っている。
ロスターの3分の2は前回大会の出場者。指揮官も同じく、現在横浜ビー・コルセアーズを率いるラッシ・トゥオビHC(ヘッドコーチ) が率いるフィンランドは、ラウリー・マルッカネン(ユタ・ジャズ)が主砲であることに変わりはないが、チーム全体の熟成度も増している。
そのなかで今大会、将来有望株の片鱗を見せているのが、18歳のフォワード、新星ミカ・ムリネンだ。
ここまでの3試合では8.4分のプレータイムながら、平均4.7点、2.0リバウンド。イギリス戦の第2クォーター では、マルッカネンのシュートのこぼれ球をプットバックで押し込んだファインプレーに続き、最終クォーターにはワンマン速攻から派手なダンクシュートを叩き込んだ。
“His Airness”の称号を得たマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)の如き美しい空中姿勢からのこのダンクシーンは、試合直後からSNSで大バズリ中だ。
フィンランドで生まれ育ったムリネンは、15歳でスペインに渡ったあと、アメリカで最近評価を高めているプレップスクール、サンライズ・クリスチャンアカデミーに進んだ。
近年、NBAを目指す欧州の若いプレーヤーたちの進路として人気が高まりつつあるサンライズ・クリスチャンアカデミーは“ドラフト10位以内に選手を送り込む”という目標をスローガンに掲げていて、昨年のドラフトではマタス・ブゼリスがブルズから11位指名を受けた。
数年後にNBAデビューを果たす可能性のある新星の発掘も楽しみつつ、各国が繰り広げるユーロバスケットの熱戦に注目したい。
文●小川由紀子
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
ロスターの3分の2は前回大会の出場者。指揮官も同じく、現在横浜ビー・コルセアーズを率いるラッシ・トゥオビHC(ヘッドコーチ) が率いるフィンランドは、ラウリー・マルッカネン(ユタ・ジャズ)が主砲であることに変わりはないが、チーム全体の熟成度も増している。
そのなかで今大会、将来有望株の片鱗を見せているのが、18歳のフォワード、新星ミカ・ムリネンだ。
ここまでの3試合では8.4分のプレータイムながら、平均4.7点、2.0リバウンド。イギリス戦の第2クォーター では、マルッカネンのシュートのこぼれ球をプットバックで押し込んだファインプレーに続き、最終クォーターにはワンマン速攻から派手なダンクシュートを叩き込んだ。
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フィンランドで生まれ育ったムリネンは、15歳でスペインに渡ったあと、アメリカで最近評価を高めているプレップスクール、サンライズ・クリスチャンアカデミーに進んだ。
近年、NBAを目指す欧州の若いプレーヤーたちの進路として人気が高まりつつあるサンライズ・クリスチャンアカデミーは“ドラフト10位以内に選手を送り込む”という目標をスローガンに掲げていて、昨年のドラフトではマタス・ブゼリスがブルズから11位指名を受けた。
数年後にNBAデビューを果たす可能性のある新星の発掘も楽しみつつ、各国が繰り広げるユーロバスケットの熱戦に注目したい。
文●小川由紀子
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