ロサンゼルス・レイカーズのルカ・ドンチッチは、今年2月にダラス・マーベリックスからトレードで加わったため、今季が“パープル&ゴールド”の一員として戦う初のフルシーズンとなる。198cm・104kgの体格を誇る司令塔は今オフ、肉体改造に成功し、名門をリーグ制覇へと導くべく、オフェンスを力強く牽引してくれるに違いない。
“レイカーズの大型PG”と聞いて、ファンが連想するのはまず間違いなくマジック・ジョンソンだろう。206cm・100kgの大型司令塔は、1980年代に“ショータイム”レイカーズを率いて5度の優勝を飾り、球団史に、そしてNBA史に残るスーパースターとして活躍した。
マジックからドンチッチへ受け継がれた、レイカーズの長身フロアリーダーの系譜。そんな2人の共通点について、かつてマジックと共闘し、ともに3度の優勝を勝ち取った殿堂入りフォワードのジェームズ・ウォージーが、『ESPN LA』のインタビュー内で言及した。
「マジックとルカに共通するのは、一瞬で状況を把握できる能力だ。2人ともリバウンドが得意で、自らボールを奪うと即座にコート全体を見渡し、状況を判断する。そして自分の動きを計算しつつ、相手の位置を予測する能力も有している。
マジックがビリー・トンプソンに放ったあのノールックパス。あの有名なやつだ。彼はずっとこちらを見ていた。ずっと前から見ていて、彼(トンプソン)がそのエリアにいることを確信していたんだ。2人ともその能力を持っている。
ルカは密集地帯でのプレーが本当にうまい。(ディアンドレ)エイトンはまさにそこへ向かうだろう。ルカは相手を見て微笑み、右へ小さなロブパスを放つ。エイトンはそんなルカから、数多くのアリウープやイージーな得点を重ね、爆発的に成長するはずだ」
現役時代のマジックは、広いコートビジョンと的確なパスで味方の得点チャンスを次々と演出した。偉大なレジェンドと同じスキルを持つドンチッチも、ロブパスの格好のターゲットとなりそうなエイトンを筆頭に、レブロン・ジェームズ、オースティン・リーブス、八村塁ら、チームメイトの得点機会を多くお膳立てするだろう。
今季のレイカーズは“ルカ・マジック”の下で、かつての“ショータイム”が復活するかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
“レイカーズの大型PG”と聞いて、ファンが連想するのはまず間違いなくマジック・ジョンソンだろう。206cm・100kgの大型司令塔は、1980年代に“ショータイム”レイカーズを率いて5度の優勝を飾り、球団史に、そしてNBA史に残るスーパースターとして活躍した。
マジックからドンチッチへ受け継がれた、レイカーズの長身フロアリーダーの系譜。そんな2人の共通点について、かつてマジックと共闘し、ともに3度の優勝を勝ち取った殿堂入りフォワードのジェームズ・ウォージーが、『ESPN LA』のインタビュー内で言及した。
「マジックとルカに共通するのは、一瞬で状況を把握できる能力だ。2人ともリバウンドが得意で、自らボールを奪うと即座にコート全体を見渡し、状況を判断する。そして自分の動きを計算しつつ、相手の位置を予測する能力も有している。
マジックがビリー・トンプソンに放ったあのノールックパス。あの有名なやつだ。彼はずっとこちらを見ていた。ずっと前から見ていて、彼(トンプソン)がそのエリアにいることを確信していたんだ。2人ともその能力を持っている。
ルカは密集地帯でのプレーが本当にうまい。(ディアンドレ)エイトンはまさにそこへ向かうだろう。ルカは相手を見て微笑み、右へ小さなロブパスを放つ。エイトンはそんなルカから、数多くのアリウープやイージーな得点を重ね、爆発的に成長するはずだ」
現役時代のマジックは、広いコートビジョンと的確なパスで味方の得点チャンスを次々と演出した。偉大なレジェンドと同じスキルを持つドンチッチも、ロブパスの格好のターゲットとなりそうなエイトンを筆頭に、レブロン・ジェームズ、オースティン・リーブス、八村塁ら、チームメイトの得点機会を多くお膳立てするだろう。
今季のレイカーズは“ルカ・マジック”の下で、かつての“ショータイム”が復活するかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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