ドイツとスロベニアが激突したユーロバスケット準々決勝の最後のカードは、最終クォーター開始時点までリードを保っていたスロベニアをドイツが逆転し、99-91の8点差で勝利。2005年以来7大会ぶりのベスト4進出を決めた。
スロベニアの大エース、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)はこの試合も39得点と、ユーロバスケットの準々決勝における最多得点を叩き出したが、それでも自軍を勝利に導くことは叶わなかった。
ドンチッチにとって痛かったのは、ファウルトラブルに陥ってしまったことだ。
試合開始から3分も経たないうちに審判への抗議ととられる発言でテクニカルファウルを受けると、前半だけで3ファウル。第3クォーター序盤にはデニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)との接触がオフェンシブファウルを取られ、手痛い4つ目をコールされた。
その後もコートに残ってプレーを続けたが、最終クォーター、ドイツに逆転されて以降の追い上げの場面では、思い通りにアグレッシブなプレーが仕掛けられずにもどかしさを感じているようにも見受けられた。
試合後の取材ゾーンで、母国メディアの前に立ち止まり、スロベニア語での短いインタビューに応じたドンチッチは、「あまり多くは語りたくない」と切り出したあと、準々決勝という重要な一戦での審判の判定について苦言を呈した。
「試合開始からほんの2分でテクニカルファウルを取られた。準々決勝でそんなことはあるべきじゃない。それがどんな選手であってもだ。警告すらなかったんだ。何がなんだかよくわからないよ。これは準決勝進出をかけて戦う準々決勝だ。いったい彼ら(審判)はどういうつもりだったのか...」
その後のジャッジについても、「第3クォーター開始早々に4ファウルを食うなんて、こんなことは人生で初めてだ」とキッパリ。
最終クォーターの逼迫した場面でのインパクト不足については、「100%腹立たしいよ。重要な場面でもっとうまくやるべきだった」と自身のプレーに怒りを露わにした。
確かにこの試合の終盤では、もっと良い選択をすべきシーンがたびたびあった。例えば残り3分半で2点を追っていた場面、ドンチッチは一挙逆転を期して3ポイントシュートに賭けたが、これを外すとドイツにリバウンドを奪われ、相手のシュート場面で競り合った味方のアレン・オミッチが5ファウルで退場となっている。
スロベニアの大エース、ルカ・ドンチッチ(ロサンゼルス・レイカーズ)はこの試合も39得点と、ユーロバスケットの準々決勝における最多得点を叩き出したが、それでも自軍を勝利に導くことは叶わなかった。
ドンチッチにとって痛かったのは、ファウルトラブルに陥ってしまったことだ。
試合開始から3分も経たないうちに審判への抗議ととられる発言でテクニカルファウルを受けると、前半だけで3ファウル。第3クォーター序盤にはデニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)との接触がオフェンシブファウルを取られ、手痛い4つ目をコールされた。
その後もコートに残ってプレーを続けたが、最終クォーター、ドイツに逆転されて以降の追い上げの場面では、思い通りにアグレッシブなプレーが仕掛けられずにもどかしさを感じているようにも見受けられた。
試合後の取材ゾーンで、母国メディアの前に立ち止まり、スロベニア語での短いインタビューに応じたドンチッチは、「あまり多くは語りたくない」と切り出したあと、準々決勝という重要な一戦での審判の判定について苦言を呈した。
「試合開始からほんの2分でテクニカルファウルを取られた。準々決勝でそんなことはあるべきじゃない。それがどんな選手であってもだ。警告すらなかったんだ。何がなんだかよくわからないよ。これは準決勝進出をかけて戦う準々決勝だ。いったい彼ら(審判)はどういうつもりだったのか...」
その後のジャッジについても、「第3クォーター開始早々に4ファウルを食うなんて、こんなことは人生で初めてだ」とキッパリ。
最終クォーターの逼迫した場面でのインパクト不足については、「100%腹立たしいよ。重要な場面でもっとうまくやるべきだった」と自身のプレーに怒りを露わにした。
確かにこの試合の終盤では、もっと良い選択をすべきシーンがたびたびあった。例えば残り3分半で2点を追っていた場面、ドンチッチは一挙逆転を期して3ポイントシュートに賭けたが、これを外すとドイツにリバウンドを奪われ、相手のシュート場面で競り合った味方のアレン・オミッチが5ファウルで退場となっている。
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