現地時間9月28日(日本時間29日)、シカゴ・ブルズは、2025-26シーズンに向けたトレーニングキャンプロスターを発表。そのなかには7月にチームと2WAY契約を結んだ河村勇輝の名前もあった。
昨季の河村はメンフィス・グリズリーズの2WAY契約選手としてコートに立ち、史上4人目の日本人NBAプレーヤーとなった。ルーキーイヤーは22試合で平均1.6点、0.5リバウンド、0.9アシストに終わったが、傘下のGリーグチーム、メンフィス・ハッスルでは平均12.7点、3.1リバウンド、8.5アシスト、1.1スティールと一定の結果を残した。
今年7月に行なわれたサマーリーグには、ブルズのメンバーとして参加。5試合で平均10.2点、2.4リバウンド、6.2アシスト、2.2スティール、3ポイント成功率41.7%、2試合でダブルダブルとアピールに成功し、7月19日に2WAY契約を締結した。
NBA挑戦2年目は、マイケル・ジョーダンを中心に1990年代に2度の3連覇を成し遂げた輝かしい歴史を持つ球団で、目標である本契約を目指す河村。
もっとも、現在のブルズにはジョシュ・ギディー、コビー・ホワイト、トレ・ジョーンズ、ジェボン・カーターと4人のPG(ポイントガード)が在籍。頭数は揃っていることから、彼らが故障で長期離脱でもしない限り、河村はGリーグのウィンディシティ・ブルズで多くの時間を過ごすことが予想される。
そんななか、サクラメント・キングスに特化したスポーツニュースサイト『A Royal Pain』のイアン・グッドウィリー記者が、「河村勇輝はキングスのレーダーに入れるべき」というタイトルで、日本の司令塔を紹介している。
記事内でグッドウィリー記者は、河村のBリーグや日本代表での経歴を紹介し、24歳のスピードスターをこう評している。
「身長5フィート8インチ(173cm)とNBA選手の平均身長よりほぼ1フィート(約30cm)小さい河村だが、それを補って余りあるのが驚異的なスピードとボールハンドリング能力、そして卓越したパス能力だ。河村はリーグ屈指のプレーメーカーになる可能性を秘めている」
さらに「爆発的な運動能力と効率的な得点力を兼ね備え、攻守両面で積極的にプレーする。スティールも多く稼ぐ選手」と攻守における長所を挙げ、「まさに、チームが今後求めるタイプの選手」と称賛した。
グッドウィリー記者は河村がキングスにフィットする理由として、プレーメーカー不足を挙げている。
「最大の課題のひとつはパスとプレーメーキング。つまり、シューターを大量に抱えるチームの潜在能力を引き出せる選手が必要なのだ。加えて、河村のディフェンス力も重要となる。
河村に必要なのは、正当に評価してチャンスを与えてくれるチームだ。そしてそのチームこそキングスであるべきだ。彼は将来に向けてキングスに欠かせない"違いを生み出す存在"となるかもしれない」
現時点ではGリーグでのプレーが中心になりそうだが、河村のポテンシャルを考えればNBAチームでローテーション入りする日が来ても不思議ではない。
そのなかでザック・ラビーン、キーガン・マレー、マリーク・モンクといった優秀なシューターが揃うキングスは、河村のゲームメーク能力とパスセンスを活かせる環境と言えるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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昨季の河村はメンフィス・グリズリーズの2WAY契約選手としてコートに立ち、史上4人目の日本人NBAプレーヤーとなった。ルーキーイヤーは22試合で平均1.6点、0.5リバウンド、0.9アシストに終わったが、傘下のGリーグチーム、メンフィス・ハッスルでは平均12.7点、3.1リバウンド、8.5アシスト、1.1スティールと一定の結果を残した。
今年7月に行なわれたサマーリーグには、ブルズのメンバーとして参加。5試合で平均10.2点、2.4リバウンド、6.2アシスト、2.2スティール、3ポイント成功率41.7%、2試合でダブルダブルとアピールに成功し、7月19日に2WAY契約を締結した。
NBA挑戦2年目は、マイケル・ジョーダンを中心に1990年代に2度の3連覇を成し遂げた輝かしい歴史を持つ球団で、目標である本契約を目指す河村。
もっとも、現在のブルズにはジョシュ・ギディー、コビー・ホワイト、トレ・ジョーンズ、ジェボン・カーターと4人のPG(ポイントガード)が在籍。頭数は揃っていることから、彼らが故障で長期離脱でもしない限り、河村はGリーグのウィンディシティ・ブルズで多くの時間を過ごすことが予想される。
そんななか、サクラメント・キングスに特化したスポーツニュースサイト『A Royal Pain』のイアン・グッドウィリー記者が、「河村勇輝はキングスのレーダーに入れるべき」というタイトルで、日本の司令塔を紹介している。
記事内でグッドウィリー記者は、河村のBリーグや日本代表での経歴を紹介し、24歳のスピードスターをこう評している。
「身長5フィート8インチ(173cm)とNBA選手の平均身長よりほぼ1フィート(約30cm)小さい河村だが、それを補って余りあるのが驚異的なスピードとボールハンドリング能力、そして卓越したパス能力だ。河村はリーグ屈指のプレーメーカーになる可能性を秘めている」
さらに「爆発的な運動能力と効率的な得点力を兼ね備え、攻守両面で積極的にプレーする。スティールも多く稼ぐ選手」と攻守における長所を挙げ、「まさに、チームが今後求めるタイプの選手」と称賛した。
グッドウィリー記者は河村がキングスにフィットする理由として、プレーメーカー不足を挙げている。
「最大の課題のひとつはパスとプレーメーキング。つまり、シューターを大量に抱えるチームの潜在能力を引き出せる選手が必要なのだ。加えて、河村のディフェンス力も重要となる。
河村に必要なのは、正当に評価してチャンスを与えてくれるチームだ。そしてそのチームこそキングスであるべきだ。彼は将来に向けてキングスに欠かせない"違いを生み出す存在"となるかもしれない」
現時点ではGリーグでのプレーが中心になりそうだが、河村のポテンシャルを考えればNBAチームでローテーション入りする日が来ても不思議ではない。
そのなかでザック・ラビーン、キーガン・マレー、マリーク・モンクといった優秀なシューターが揃うキングスは、河村のゲームメーク能力とパスセンスを活かせる環境と言えるかもしれない。
構成●ダンクシュート編集部
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