NBAの2025-26シーズンは現地時間10月21日に開幕。23日までに全30チームが今季のスタートを切るとともに、多くのルーキーたちがプロキャリアの第一歩を踏み出した。
注目の“ドラ1”クーパー・フラッグ(ダラス・マーベリックス)は、同2位指名のディラン・ハーパーが所属するサンアントニオ・スパーズ戦でデビュー。
2003年のレブロン・ジェームズ以来2番目の若さ(18歳305日)で先発出場を飾ったものの、前半はまさかの無得点。第3クォーターに8得点をあげて最終的に10得点、10リバウンドのダブルダブルをマークしたが、92-125で敗れるほろ苦い初陣となった。
対するハーパーは途中出場で15得点、4リバウンド、2アシストと上々の船出。22分間で4ターンオーバー、5ファウルとミスもあったが、主砲ヴィクター・ウェンバンヤマとの連携から2本のダンクを演出するなど、前評判通りの質の高いプレーを見せた。
一方、この2人が霞む鮮烈なデビューを飾ったのが、全体3位指名でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに入団したVJ・エッジコムだ。
バハマ出身の20歳の新星は、ボストン・セルティックスとの開幕戦に先発起用されると、立ち上がりから躍動。開始39秒で味方の3ポイントを演出する初アシストを記録し、その1分後にはフリースローで初得点をマークする。
第1クォーター残り6分半過ぎからはダンク2発に3ポイント3本とリズムに乗り、早くも2桁得点に到達。デビュー戦の最初のクォーターでの14得点は、2003年のレブロンの記録(12得点)を抜くNBAレコードだった。
後半も18得点と波に乗ったエッジコムは、最終的に34得点、7リバウンドの大暴れ。大黒柱のジョエル・エンビードが4得点に終わったなかで、40得点を叩き出した先輩ガードのタイリース・マキシーとともに1点差(117-116)で勝利する原動力となった。
デビュー戦での34得点は、リーグ史に残る“怪物センター”ウィルト・チェンバレンらに次ぐ歴代3位の快記録。1960年以降では最多の数字で、シクサーズのレジェンドであるアレン・アイバーソンが持つデビュー戦球団記録も塗り替えるセンセーショナルな幕開けとなった。
■NBAデビュー戦得点ランキング
1位:ウィルト・チェンバレン(1959年)/43点
2位:フランク・セルビー(1954年)/35点
3位:VJ・エッジコム(2025年)/34点
4位:ジョン・ドリュー(1974年)/32点
4位:モーリス・ストークス(1955年)/32点
6位:アイザイア・トーマス(1981年)/31点
7位:ラマー・オドム(1999年)/30点
7位:アレン・アイバーソン(1996年)/30点
7位:ウィリー・アンダーソン(1988年)/30点
7位:ダン・イッセル(1976年)/30点
構成●ダンクシュート編集部
「スターになれる」ドラ3新人エッジコムをジョージが絶賛!“闘将”バトラーとの比較も「若い頃のジミーみたい」<DUNKSHOOT>
注目の“ドラ1”クーパー・フラッグ(ダラス・マーベリックス)は、同2位指名のディラン・ハーパーが所属するサンアントニオ・スパーズ戦でデビュー。
2003年のレブロン・ジェームズ以来2番目の若さ(18歳305日)で先発出場を飾ったものの、前半はまさかの無得点。第3クォーターに8得点をあげて最終的に10得点、10リバウンドのダブルダブルをマークしたが、92-125で敗れるほろ苦い初陣となった。
対するハーパーは途中出場で15得点、4リバウンド、2アシストと上々の船出。22分間で4ターンオーバー、5ファウルとミスもあったが、主砲ヴィクター・ウェンバンヤマとの連携から2本のダンクを演出するなど、前評判通りの質の高いプレーを見せた。
一方、この2人が霞む鮮烈なデビューを飾ったのが、全体3位指名でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに入団したVJ・エッジコムだ。
バハマ出身の20歳の新星は、ボストン・セルティックスとの開幕戦に先発起用されると、立ち上がりから躍動。開始39秒で味方の3ポイントを演出する初アシストを記録し、その1分後にはフリースローで初得点をマークする。
第1クォーター残り6分半過ぎからはダンク2発に3ポイント3本とリズムに乗り、早くも2桁得点に到達。デビュー戦の最初のクォーターでの14得点は、2003年のレブロンの記録(12得点)を抜くNBAレコードだった。
後半も18得点と波に乗ったエッジコムは、最終的に34得点、7リバウンドの大暴れ。大黒柱のジョエル・エンビードが4得点に終わったなかで、40得点を叩き出した先輩ガードのタイリース・マキシーとともに1点差(117-116)で勝利する原動力となった。
デビュー戦での34得点は、リーグ史に残る“怪物センター”ウィルト・チェンバレンらに次ぐ歴代3位の快記録。1960年以降では最多の数字で、シクサーズのレジェンドであるアレン・アイバーソンが持つデビュー戦球団記録も塗り替えるセンセーショナルな幕開けとなった。
■NBAデビュー戦得点ランキング
1位:ウィルト・チェンバレン(1959年)/43点
2位:フランク・セルビー(1954年)/35点
3位:VJ・エッジコム(2025年)/34点
4位:ジョン・ドリュー(1974年)/32点
4位:モーリス・ストークス(1955年)/32点
6位:アイザイア・トーマス(1981年)/31点
7位:ラマー・オドム(1999年)/30点
7位:アレン・アイバーソン(1996年)/30点
7位:ウィリー・アンダーソン(1988年)/30点
7位:ダン・イッセル(1976年)/30点
構成●ダンクシュート編集部
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