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NBA

「(心配は)ゼロだ」マブズが開幕2連敗もデイビスに不安なし「2試合やっただけ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2025.10.27

マブズは開幕2連敗を喫したが、デイビスは一切不安に感じていないようだ。(C)Getty Images

マブズは開幕2連敗を喫したが、デイビスは一切不安に感じていないようだ。(C)Getty Images

 今年のドラフトで1巡目1位指名を受けた超大型新人クーパー・フラッグが加わり、一躍今季の注目チームとなったダラス・マーベリックス。だが、蓋を開けてみれば開幕からサンアントニオ・スパーズ、ワシントン・ウィザーズ相手に2連敗と、ここまでは低調な滑り出しとなっている。

 スターPG(ポイントガード)のカイリー・アービングを故障で欠くなか、2試合を終えてアンソニー・デイビスが平均24.5点、13.0リバウンド、2.0スティール、1.5ブロック、PJ・ワシントンが同17.5点、7.0リバウンド、フラッグが同14.0点、7.5リバウンド、3.0アシストをマーク。

 ただし、平均2桁得点に乗せているのはこの3選手のみで、クレイ・トンプソンはフィールドゴール成功率30.0%で平均9.0点と不発。オフェンシブ・レーティング95.2はリーグワーストで、ペイントエリアの平均37.0点はリーグワースト2位と低迷。フィールドゴール成功率40.4%がリーグ最下位で、ウィザーズ戦ではワシントンの8本を筆頭に計21本のターンオーバーを献上するなど、噛み合っていないというのが現状だ。

 現地時間10月26日(日本時間27日、日付は以下同)のトロント・ラプターズ戦に加え、翌27日のオクラホマシティ・サンダー戦、29日のインディアナ・ペイサーズ戦までホームで戦えるだけに、まずはホームで今季初勝利を飾っておきたいところ。
 
 もっとも、デイビスは開幕2戦を落としたとはいえ、心配していないと話していた。

「(心配は)ゼロだ。(開幕から)2試合やっただけ。ディフェンス面で、俺たちはもっとうまくやっていく必要があると思う。ビッグラインナップでプレーすることになる。俺たちはスイッチや相手のローマン(小柄な選手たち)へもっと警戒していく必要がある。ディフェンスで、もっといい仕事をしなきゃいけない。そこが俺たちにとって最大の問題だと見ている」

 マブズはディフェンシブ・レーティングこそリーグ19位の115.8で中位にいるものの、相手チームにフィールドゴール成功率51.4%(リーグ27位)、3ポイント成功率41.1%(同28位)と高確率なショットを許しているだけに、デイビスが指摘したように、守備面の強化も必須となる。

 そうしたなかで、マブズは白星先行へ好転できるのか。現状では攻守両面で課題が山積みなため、しばらくは辛抱の時となりそうだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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