今年のドラフトで1巡目1位指名を受けた超大型新人クーパー・フラッグが加わり、一躍今季の注目チームとなったダラス・マーベリックス。だが、蓋を開けてみれば開幕からサンアントニオ・スパーズ、ワシントン・ウィザーズ相手に2連敗と、ここまでは低調な滑り出しとなっている。
スターPG(ポイントガード)のカイリー・アービングを故障で欠くなか、2試合を終えてアンソニー・デイビスが平均24.5点、13.0リバウンド、2.0スティール、1.5ブロック、PJ・ワシントンが同17.5点、7.0リバウンド、フラッグが同14.0点、7.5リバウンド、3.0アシストをマーク。
ただし、平均2桁得点に乗せているのはこの3選手のみで、クレイ・トンプソンはフィールドゴール成功率30.0%で平均9.0点と不発。オフェンシブ・レーティング95.2はリーグワーストで、ペイントエリアの平均37.0点はリーグワースト2位と低迷。フィールドゴール成功率40.4%がリーグ最下位で、ウィザーズ戦ではワシントンの8本を筆頭に計21本のターンオーバーを献上するなど、噛み合っていないというのが現状だ。
現地時間10月26日(日本時間27日、日付は以下同)のトロント・ラプターズ戦に加え、翌27日のオクラホマシティ・サンダー戦、29日のインディアナ・ペイサーズ戦までホームで戦えるだけに、まずはホームで今季初勝利を飾っておきたいところ。
もっとも、デイビスは開幕2戦を落としたとはいえ、心配していないと話していた。
「(心配は)ゼロだ。(開幕から)2試合やっただけ。ディフェンス面で、俺たちはもっとうまくやっていく必要があると思う。ビッグラインナップでプレーすることになる。俺たちはスイッチや相手のローマン(小柄な選手たち)へもっと警戒していく必要がある。ディフェンスで、もっといい仕事をしなきゃいけない。そこが俺たちにとって最大の問題だと見ている」
マブズはディフェンシブ・レーティングこそリーグ19位の115.8で中位にいるものの、相手チームにフィールドゴール成功率51.4%(リーグ27位)、3ポイント成功率41.1%(同28位)と高確率なショットを許しているだけに、デイビスが指摘したように、守備面の強化も必須となる。
そうしたなかで、マブズは白星先行へ好転できるのか。現状では攻守両面で課題が山積みなため、しばらくは辛抱の時となりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
スターPG(ポイントガード)のカイリー・アービングを故障で欠くなか、2試合を終えてアンソニー・デイビスが平均24.5点、13.0リバウンド、2.0スティール、1.5ブロック、PJ・ワシントンが同17.5点、7.0リバウンド、フラッグが同14.0点、7.5リバウンド、3.0アシストをマーク。
ただし、平均2桁得点に乗せているのはこの3選手のみで、クレイ・トンプソンはフィールドゴール成功率30.0%で平均9.0点と不発。オフェンシブ・レーティング95.2はリーグワーストで、ペイントエリアの平均37.0点はリーグワースト2位と低迷。フィールドゴール成功率40.4%がリーグ最下位で、ウィザーズ戦ではワシントンの8本を筆頭に計21本のターンオーバーを献上するなど、噛み合っていないというのが現状だ。
現地時間10月26日(日本時間27日、日付は以下同)のトロント・ラプターズ戦に加え、翌27日のオクラホマシティ・サンダー戦、29日のインディアナ・ペイサーズ戦までホームで戦えるだけに、まずはホームで今季初勝利を飾っておきたいところ。
もっとも、デイビスは開幕2戦を落としたとはいえ、心配していないと話していた。
「(心配は)ゼロだ。(開幕から)2試合やっただけ。ディフェンス面で、俺たちはもっとうまくやっていく必要があると思う。ビッグラインナップでプレーすることになる。俺たちはスイッチや相手のローマン(小柄な選手たち)へもっと警戒していく必要がある。ディフェンスで、もっといい仕事をしなきゃいけない。そこが俺たちにとって最大の問題だと見ている」
マブズはディフェンシブ・レーティングこそリーグ19位の115.8で中位にいるものの、相手チームにフィールドゴール成功率51.4%(リーグ27位)、3ポイント成功率41.1%(同28位)と高確率なショットを許しているだけに、デイビスが指摘したように、守備面の強化も必須となる。
そうしたなかで、マブズは白星先行へ好転できるのか。現状では攻守両面で課題が山積みなため、しばらくは辛抱の時となりそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
関連記事
- マブズ開幕2連敗にファンは怒り爆発!鳴り響く“GMをクビにしろ!”コールにキッドHCは「理解するが我慢も必要」<DUNKSHOOT>
- 移籍後初のレイカーズ戦へ意気込みを問われたデイビス。しかしたった一言「何の感情もない」<DUNKSHOOT>
- 「今でもお互いに連絡を取り合っている。何も変わっていないよ」デイビスが“元相棒”レブロンとの現在の関係を明かす<DUNKSHOOT>
- ドンチッチとの衝撃トレードについて「誰も知らなかったと言うけど、僕は信じてない」当事者のデイビスが胸中を告白<DUNKSHOOT>
- 「LAはいつだって大切な場所」レイカーズ退団のデイビスが惜別メッセージ。新天地マブズへは「特別なことを成し遂げよう」<DUNKSHOOT>




