今シーズンの注目チームのひとつに挙がっていたダラス・マーベリックスは、ホームのアメリカンエアラインズ・センターで開幕2試合を終えて連敗スタートとなった。
現地時間10月22日(日本時間23日、日付は以下同)のサンアントニオ・スパーズ戦では、ヴィクター・ウェンバンヤマに40得点、15リバウンド、3ブロックを許して92-125で大敗。
24日のワシントン・ウィザーズ戦では33分以上もリードされ、最大17点ビハインドから新人クーパー・フラッグの活躍もあって第4クォーター中盤に4点差まで詰め寄るも、そこから点差を広げられて107-117で敗れた。
スパーズ戦ではホーム開催ながら最大33点を追う展開に陥り、イースタン・カンファレンス下位予想で再建中のウィザーズにも敗れたことで、アリーナではニコ・ハリソンGM(ゼネラルマネージャー)の解任を求める“Fire Nico!”のチャントも。
就任5年目のジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は「彼ら(ファン)が不満をぶつける権利はあると思うが、我慢することも必要なんだ。チームは(昨季とは違って)新しいチームなんだ。我々はお互いのことを理解し始めた段階にある。これから先も、お互いを学び続けていく」と語り、現状をこのように評していた。
「辛抱強くあるべきと言いたいが、フラストレーションがあることも理解している。我々はみんな勝ちたいし、ハイレベルで競い合いたいと思っている。しかし、これは感情や考えを表現するゲームであって、ファンの皆さんにはそれぞれの思いを表現する権利がある。それでも、我々は明日も仕事に取りかかり、(チームとして)向上をし、日曜日の(トロント)ラプターズ戦に向けて準備することをやめるわけにはいかないんだ」
現在、マブズは先発PG(ポイントガード)でリーダー格のカイリー・アービングが左ヒザの前十字靭帯断裂のため離脱中、ビッグマンのダニエル・ギャフォード(足首)とガードのダンテ・エクサム(ヒザ)も欠場が続いている。
とはいえ、ロスターにはアンソニー・デイビス、クレイ・トンプソン、PJ・ワシントン、先発PG起用のフラッグ、マックス・クリスティー、ナジ・マーシャル、デレック・ライブリー二世、ディアンジェロ・ラッセルといった選手たちがいる。
そのため、“もっとうまくできていたのでは?”と思っているファンが数多くいるのだろう。
はたしてマブズはここから修正し、群雄割拠のウエスタン・カンファレンスで上位に食い込むことができるのだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
現地時間10月22日(日本時間23日、日付は以下同)のサンアントニオ・スパーズ戦では、ヴィクター・ウェンバンヤマに40得点、15リバウンド、3ブロックを許して92-125で大敗。
24日のワシントン・ウィザーズ戦では33分以上もリードされ、最大17点ビハインドから新人クーパー・フラッグの活躍もあって第4クォーター中盤に4点差まで詰め寄るも、そこから点差を広げられて107-117で敗れた。
スパーズ戦ではホーム開催ながら最大33点を追う展開に陥り、イースタン・カンファレンス下位予想で再建中のウィザーズにも敗れたことで、アリーナではニコ・ハリソンGM(ゼネラルマネージャー)の解任を求める“Fire Nico!”のチャントも。
就任5年目のジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は「彼ら(ファン)が不満をぶつける権利はあると思うが、我慢することも必要なんだ。チームは(昨季とは違って)新しいチームなんだ。我々はお互いのことを理解し始めた段階にある。これから先も、お互いを学び続けていく」と語り、現状をこのように評していた。
「辛抱強くあるべきと言いたいが、フラストレーションがあることも理解している。我々はみんな勝ちたいし、ハイレベルで競い合いたいと思っている。しかし、これは感情や考えを表現するゲームであって、ファンの皆さんにはそれぞれの思いを表現する権利がある。それでも、我々は明日も仕事に取りかかり、(チームとして)向上をし、日曜日の(トロント)ラプターズ戦に向けて準備することをやめるわけにはいかないんだ」
現在、マブズは先発PG(ポイントガード)でリーダー格のカイリー・アービングが左ヒザの前十字靭帯断裂のため離脱中、ビッグマンのダニエル・ギャフォード(足首)とガードのダンテ・エクサム(ヒザ)も欠場が続いている。
とはいえ、ロスターにはアンソニー・デイビス、クレイ・トンプソン、PJ・ワシントン、先発PG起用のフラッグ、マックス・クリスティー、ナジ・マーシャル、デレック・ライブリー二世、ディアンジェロ・ラッセルといった選手たちがいる。
そのため、“もっとうまくできていたのでは?”と思っているファンが数多くいるのだろう。
はたしてマブズはここから修正し、群雄割拠のウエスタン・カンファレンスで上位に食い込むことができるのだろうか。
文●秋山裕之(フリーライター)
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