現地時間10月27日（日本時間28日）、ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦した。

　前日にアウェーでサクラメント・キングスに勝利したレイカーズだが、この日はレブロン・ジェームズ（右坐骨神経痛）とルカ・ドンチッチ（左手の指の捻挫と左足の打撲）の２枚看板に続き、ガードのマーカス・スマート（右大腿の打撲）、ゲイブ・ヴィンセント（左足首の捻挫）も欠場。先発はオースティン・リーブス、ジェイク・ラレイビア、ジャレッド・ヴァンダービルト、八村塁、ディアンドレ・エイトンの５人が務めた。

　試合序盤、レイカーズはリーブスとエイトンを中心に得点を重ねていく。八村は序盤にフリースローを２本成功。この日ベンチ入りが10人にとどまったチームは、第１クォーターから若手のブロニー・ジェームズや２WAY契約のニック・スミスJr.、クリスチャン・コロコも出場したが、攻守ともに駒不足は明らかで、24－28で最初の12分を終える。

　八村は第２クォーター開始２分過ぎにリーブスのミスショットを押し込んで初フィールドゴールを記録。残り４分にはポストアップからフェイダウェイ、終盤には左コーナーから３ポイントを決めた。しかし、チームは前半で３ポイント１／12、10ターンオーバーとリズムを掴めず、前半はブレイザーズに51－57とリードを許した。
  　後半に入ってもレイカーズはミスを繰り返し、早々に点差は２桁に。オフェンスはリーブスが個人技で得点を重ねるものの、チームとしては沈黙。ダルトン・コネクトの連続得点、八村の右コーナースリーも流れを変えるには至らず、77－89でラスト12分へ。

　第４クォーター、ブレイザーズのドリュー・ホリデーに連続３ポイントを決められ、点差はこの日最大の18点に。その後、リーブスやエイトンの活躍で一時は１桁点差まで詰め寄ったものの、相手のオフェンスを止められず、108－122で敗れた。

　レイカーズはリーブスが41得点、５アシスト、エイトンが16得点、８リバウンド、コネクトが16得点、ヴァンダービルトが14得点をマーク。ただ、３ポイント成功率25.9％（７／27）、チーム全体で23ターンオーバーとオフェンスの構築に苦しんだ。

　八村は36分25秒間の出場で16得点、６リバウンド、１アシスト、１ブロック、フィールドゴール成功率50％（６／12）、３ポイント成功率40％（２／５）、フリースロー成功率50％（２／４）を記録した。

　今季成績を２勝２敗としたレイカーズの次戦は29日（日本時間30日）、敵地でミネソタ・ティンバーウルブズと対戦する。

構成●ダンクシュート編集部

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