現地時間10月28日(日本時間29日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズは、ホームのチェイス・センターでロサンゼルス・クリッパーズに98-79で勝利。ウエスタン・カンファレンス3位の4勝1敗(勝率80.0%)とした。
ウォリアーズは今季2度目の連戦とタフなスケジュールのなか、クリッパーズをフィールドゴール成功率36.6%(30/82)、3ポイント成功率18.2%(6/33)に封じ込め、勝利を収めた。
21日に新シーズンが開幕したNBAは、ここまで王者オクラホマシティ・サンダーが開幕5連勝、サンアントニオ・スパーズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズが4連勝、シカゴ・ブルズも3戦負けなしと、4チームが無敗をキープしている。
そうしたなか、ウォリアーズのドレイモンド・グリーンがポッドキャスト番組『The Draymond Green Show』の最新エピソードを公開し、今季のリーグ勢力図について言及した。
「正直、イーストにウエストのトップチームとチャンピオンシップレベルで戦えるチームがあるか、俺にはわからない。ボストン(セルティックス)の戦力が落ちていることが大きく影響しているとは思う。
キャブズ(クリーブランド・キャバリアーズ)も(実力を)示せていない。ダリアス・ガーランドが出場していないからな。彼が戻って、どう調子を取り戻すかを見守る必要があるけどね」
昨季イースト1位の64勝18敗(勝率78.0%)を記録したキャブズは、開幕4試合で3勝1敗とまずまずの成績を残しているが、グリーンは次のように語る。
「昨シーズンが良かったからって、(今季も)うまくいくとは限らない。相手チームが1年間かけて彼らのオフェンスをスカウティングしてきたんだから、状況が変わるかもしれない。
(優勝には)すべてのピースを揃えないといけないんだ。(キャブズは)タイ・ジェロームを失った。彼はロッカールームで、本当に大きな存在だったと思う」
今季のキャブズはガーランドに加え、マックス・ストゥルースも開幕から欠場が続いている。新加入のロンゾ・ボールがベンチから平均6.3アシストを記録しているのは好材料だが、フルメンバーが揃い、チームが噛み合うまで、覇権争いに加われるかは微妙だとグリーンは見ている。
続いてグリーンは「ウエストはとんでもなくタフになるだろう」と評し、強豪が揃うカンファレンスでは、ヴィクター・ウェンバンヤマ擁する好調のスパーズさえもコンテンダーに入れないと語っていた。
「スパーズはいいチームだけど、俺が本物のコンテンダーとして見ているのはOKC(サンダー)、ダブス(ウォリアーズ)、デンバー(ナゲッツ)だ。(ニコラ)ヨキッチはチャンピオンであり、彼らには常にチャンスがある。あとはLAの2チームだ。両チームとも良い流れが必要になってくるけど、彼らは厄介な相手だ」
ロサンゼルスを本拠地とするクリッパーズとレイカーズはともに2勝2敗。特にレイカーズはレブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチの2枚看板がケガで離脱し戦力不足に陥っているが、地力はあるだけにグリーンは警戒していた。
文●秋山裕之(フリーライター)
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キャブズ(クリーブランド・キャバリアーズ)も(実力を)示せていない。ダリアス・ガーランドが出場していないからな。彼が戻って、どう調子を取り戻すかを見守る必要があるけどね」
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続いてグリーンは「ウエストはとんでもなくタフになるだろう」と評し、強豪が揃うカンファレンスでは、ヴィクター・ウェンバンヤマ擁する好調のスパーズさえもコンテンダーに入れないと語っていた。
「スパーズはいいチームだけど、俺が本物のコンテンダーとして見ているのはOKC(サンダー)、ダブス(ウォリアーズ)、デンバー(ナゲッツ)だ。(ニコラ)ヨキッチはチャンピオンであり、彼らには常にチャンスがある。あとはLAの2チームだ。両チームとも良い流れが必要になってくるけど、彼らは厄介な相手だ」
ロサンゼルスを本拠地とするクリッパーズとレイカーズはともに2勝2敗。特にレイカーズはレブロン・ジェームズ、ルカ・ドンチッチの2枚看板がケガで離脱し戦力不足に陥っているが、地力はあるだけにグリーンは警戒していた。
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