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NBA

八村塁からの鼓舞に「腹が痛い」レイカーズ勝利の立役者スミスJr.は体調不良を押して出場していた?<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2025.11.04

レイカーズを勝利に導いたスミスJr.だが、実は体調不良を押して強行出場していたという。(C)Getty Images

レイカーズを勝利に導いたスミスJr.だが、実は体調不良を押して強行出場していたという。(C)Getty Images

 現地時間11月3日(日本時間4日)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地モーダ・センターでポートランド・トレイルブレイザーズと対戦し、123-115で勝利を収めた。

 この試合、レイカーズは坐骨神経痛により出遅れているレブロン・ジェームズに加え、オースティン・リーブス(右股関節の負傷)、さらには連戦ということもあり左足を痛めているルカ・ドンチッチも休養のため欠場。チームのトップ3が欠場し、一時は最大13点のビハインドを背負う劣勢を強いられるも、その他の選手がステップアップし鮮やかな逆転勝利を飾った。

 チームのトップスコアラーとなったのはディアンドレ・エイトンで、昨季まで所属した古巣を相手に29得点&10リバウンドのダブルダブルをマーク。八村塁もフィールドゴール10/15と高確率でショットを沈め、今季最多の28得点を稼ぎ出した。

 そしてもう1人、勝利の立役者となったのがニック・スミスJr.だ。9月にシャーロット・ホーネッツを解雇され、トレーニングキャンプ前に2WAY契約を結んだ21歳のシューティングガードは、ベンチから登場すると、果敢なドライブでオフェンスを牽引。第4クォーターだけで10得点、試合を通じて5本の3ポイントを含む25得点に6アシストをマークした。
 
 チームの窮地を救ったスミスJr.だが、実はこの日、体調不良を押して強行出場していたという。

 第2クォーター途中、連続得点をあげ勢いに乗っていたスミスJr.に対し八村が「いいぞ、そのまま続けろ」と声をかけたところ「腹が痛い」と返答し、そのままベンチ裏へ下がり嘔吐。しかしすぐさま試合に戻ると、その後は周知の通りの活躍を見せ、レイカーズを勝利に導いた。

 試合後、スミスJr.は「絶対に欠場するわけにはいかなかった」と語り、さらにこう続けた。

「チーム一丸となり、大きな勝利を掴んだ。特に主力選手であるブロン(レブロン)、ルカ(ドンチッチ)、AR(リーブス)が不在の中での勝利だ。彼らはチームに多大な貢献をしている。だからこそ、若い選手たちや他のメンバーが奮起して勝ちを掴んだことは、僕らにとって間違いなく大きな意味を持つと思うよ」

 主力不在のゲームを勝ち切ったレイカーズはこれで今季初の4連勝、ここまでウエスタン・カンファレンス3位の6勝2敗(勝率75.0%)と開幕ダッシュに成功。次戦は中1日空いて5日、ここまでウエスト2位の5勝1敗(勝率83.3%)と好調のサンアントニオ・スパーズとの対戦が組まれている。

構成●ダンクシュート編集部

【画像】名門レイカーズでレブロン、ドンチッチと共演!NBAのスーパースターたちと渡り合う八村塁を特集!
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