現地時間11月８日（日本時間９日、日付は以下同）、ロサンゼルス・レイカーズは敵地ステイトファーム・アリーナでアトランタ・ホークスと対戦。102－122で完敗を喫し、今季成績を７勝３敗（勝率70.0％）とした。

　両軍の先発は、レイカーズがルカ・ドンチッチ、マーカス・スマート、ジェイク・ラレイビア、八村塁、ディアンドレ・エイトンの５人。坐骨神経痛で開幕から出遅れるレブロン・ジェームズ、右鼠径部を痛め離脱中のオースティン・リーブスが引き続き欠場した。

　対するホークスはキートン・ウォーレス、ダイソン・ダニエルズ、ザカリー・リザシェイ、モハメッド・ゲイ、オニエカ・オコングがスタート。こちらも右ヒザを痛めているトレイ・ヤングを筆頭に、クリスタプス・ポルジンギス（休養）、ジェイレン・ジョンソン（右大腿四頭筋の挫傷）、ニキール・アレキサンダー・ウォーカー（腰の痙攣）が欠場と、両チームとも主力の多くを欠く試合となった。

　チームのトップ４スコアラーが不在のホークスに対し、レイカーズは序盤から苦戦を強いられる。攻守でリズムが掴めず、第１クォーター残り４分半には13－26といきなり13点のビハインド。その後ドンチッチの奮闘で３点差まで迫るも、終了ブザー直前にヴィト・クレイチに３ポイントを決められ、29－37で最初の12分間を終えた。
  　第２クォーターも劣勢ムードは変わらず、オフェンスが停滞し残り６分には再び15点差に。第３クォーター開始直後にはエイトン、ラレイビア、八村の連続得点で流れを掴みかけるも、直後にターンオーバー連発＆相手のボールムーブに揺さぶられ、簡単に３ポイントを許し、残り６分には65－90と大量25点のビハインドを背負う。

　すでに終戦ムードが漂い始めたこの状況下で、JJ・レディックHC（ヘッドコーチ）は覇気のない先発陣を全員下げ、試合時間を18分も残して早くも白旗。第４クォーターは丸々ガーベッジタイムとなり、今季ワーストの点差で大敗、連勝は５でストップした。

　３試合連続で２桁得点を記録している八村だが、この日はシュートタッチが振るわず。第１クォーターこそ開始２分でゴール下＆コーナースリー成功といきなり５得点を稼ぎ出すも、その後は６本連続でショットをミス。得意なはずのミドルジャンパーもリングに嫌われ、不発のまま前半を終えた。