現地時間1月30日(日本時間31日、日付は以下同)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、自身のトレードの噂について記者から問われ、笑みを交えてこう話していた。
「俺は14年間もここにいる。移籍を心配する必要はない。もしトレードされたとしても、それもビジネスのうちってやつだ。だから仕方ない。でも、俺は心配していないよ。昨夜もぐっすり眠れたからな」
ステフィン・カリーとクレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)、グリーンの"ビッグ3"を中心に、ウォリアーズは2015年からの8年間で4度優勝。198㎝・104㎏のフォワードは、守備でディフェンシブ・アンカー、攻撃ではプレーメーカー役もこなしてきた。
チームは2024年夏にトンプソンが退団したが、昨年2月に大型トレードでジミー・バトラー三世を獲得。カリー、グリーンとの新たな"ビッグ3"を形成し、2022年以来の優勝を目指している。
しかし、1月19日のマイアミ・ヒート戦で、バトラー三世が右ヒザの前十字靭帯を断裂したことで事態は急変。2月5日のトレード・デッドラインに向けて、ウォリアーズはヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)を加えるべく、争奪戦を繰り広げている。
ウォリアーズは、チームにトレードを要求しているジョナサン・クミンガを差し出す準備があるが、グリーンも交換要員に加わっていると複数の現地メディアが報じている。
2012年のプロ入りからウォリアーズ一筋のグリーンは、在籍14年目の今季も42試合に出場し、平均8.4点、5.7リバウンド、5.2アシストを残している。35歳のベテランはチームの屋台骨であり、その貢献度は数字以上だ。
そのため、カリーと双璧を成すこの男が退団することになれば、ウォリアーズのカルチャーそのものが崩壊する恐れもある。
そうした中、2日にポッドキャスト番組『Willard & Dibs』へ出演したスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、グリーンとトレードについて話したことを認めていた。
「我々は、トレードの噂について話し合った。ドレイモンドにとって本当に厄介なのは、ここがキャリアで過ごしてきた唯一の場所だということ。いつの日か、アリーナの外に彼の銅像が建てられる日が来るだろう。
今の彼がおかしな立場にいることは確かだ。なぜなら、これまでのキャリアで、他球団のジャージーを着ることを考えなければならないようなことは一度もなかったんだからね」
ウォリアーズ側は、来月38歳を迎えるカリーの後釜に、31歳のヤニスを据えて、フランチャイズプレーヤーの後継者にしたい考えがあるのかもしれない。
当のグリーンは、3日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦後の会見で、現在の心境をこう明かしていた。
「多くの人たちが俺の気持ちを知りたがっていると思う。『腹を立てているのか?』とね。だが全く腹を立ててはいない。もしこの球団にとって最善のことなら、それが球団にとって最善なんだ。
『なんだよ、あいつらは俺を騙しやがった』とか、そういう考えはない。俺は13年半もここにいるんだ。おそらく98%のNBA選手たちが同じチームにいる期間よりも長いんだからな」
はたしてウォリアーズのフロントは、どんな決断を下すのか。今後の動向から目が離せない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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「俺は14年間もここにいる。移籍を心配する必要はない。もしトレードされたとしても、それもビジネスのうちってやつだ。だから仕方ない。でも、俺は心配していないよ。昨夜もぐっすり眠れたからな」
ステフィン・カリーとクレイ・トンプソン(現ダラス・マーベリックス)、グリーンの"ビッグ3"を中心に、ウォリアーズは2015年からの8年間で4度優勝。198㎝・104㎏のフォワードは、守備でディフェンシブ・アンカー、攻撃ではプレーメーカー役もこなしてきた。
チームは2024年夏にトンプソンが退団したが、昨年2月に大型トレードでジミー・バトラー三世を獲得。カリー、グリーンとの新たな"ビッグ3"を形成し、2022年以来の優勝を目指している。
しかし、1月19日のマイアミ・ヒート戦で、バトラー三世が右ヒザの前十字靭帯を断裂したことで事態は急変。2月5日のトレード・デッドラインに向けて、ウォリアーズはヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)を加えるべく、争奪戦を繰り広げている。
ウォリアーズは、チームにトレードを要求しているジョナサン・クミンガを差し出す準備があるが、グリーンも交換要員に加わっていると複数の現地メディアが報じている。
2012年のプロ入りからウォリアーズ一筋のグリーンは、在籍14年目の今季も42試合に出場し、平均8.4点、5.7リバウンド、5.2アシストを残している。35歳のベテランはチームの屋台骨であり、その貢献度は数字以上だ。
そのため、カリーと双璧を成すこの男が退団することになれば、ウォリアーズのカルチャーそのものが崩壊する恐れもある。
そうした中、2日にポッドキャスト番組『Willard & Dibs』へ出演したスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、グリーンとトレードについて話したことを認めていた。
「我々は、トレードの噂について話し合った。ドレイモンドにとって本当に厄介なのは、ここがキャリアで過ごしてきた唯一の場所だということ。いつの日か、アリーナの外に彼の銅像が建てられる日が来るだろう。
今の彼がおかしな立場にいることは確かだ。なぜなら、これまでのキャリアで、他球団のジャージーを着ることを考えなければならないようなことは一度もなかったんだからね」
ウォリアーズ側は、来月38歳を迎えるカリーの後釜に、31歳のヤニスを据えて、フランチャイズプレーヤーの後継者にしたい考えがあるのかもしれない。
当のグリーンは、3日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦後の会見で、現在の心境をこう明かしていた。
「多くの人たちが俺の気持ちを知りたがっていると思う。『腹を立てているのか?』とね。だが全く腹を立ててはいない。もしこの球団にとって最善のことなら、それが球団にとって最善なんだ。
『なんだよ、あいつらは俺を騙しやがった』とか、そういう考えはない。俺は13年半もここにいるんだ。おそらく98%のNBA選手たちが同じチームにいる期間よりも長いんだからな」
はたしてウォリアーズのフロントは、どんな決断を下すのか。今後の動向から目が離せない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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