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球宴明け最初の週間MVPが発表!アデトクンボは今季4度目、ポルジンギスは復活を予感させる戴冠|NBA第19週

ダンクシュート編集部

2020.03.03

万能ビッグマンのアデトクンボ(左)とポルジンギス(右)が球宴明け最初の週間MVPに。(C)Getty Images

 3月2日(日本時間3日)、NBAが第19週(現地2月24日~3月1日)の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのクリスタプス・ポルジンギスが選出された。

 今季4度目(通算13度目)の受賞となったアデトクンボは期間中の4試合で平均28.5点(フィールドゴール成功率58.1%、3ポイント成功率41.7%、フリースロー成功率82.1%)、16.5リバウンド、5.5アシストを記録。当該週の全勝を含め、チームをオールスター明けの6連勝に導いた。

 今季平均得点でリーグ3位、リバウンドで4位につけているアデトクンボは全4試合でダブルダブルをマーク。2月28日(同29日)のオクラホマシティ・サンダー戦では約27分の出場で32得点、13リバウンド、6アシストをあげ47点差の大勝に貢献すると、さらに圧巻だったのは2日後のシャーロット・ホーネッツ戦。28本中17本のシュートを沈め41得点、20リバウンド、6アシストを叩き出し、キャリア初の「40-20-5」を達成した。35分以下の出場で同スタッツを記録したのは史上初の快挙だった

 昨季に続くシーズンMVP候補に導かれるバックスは、2月23日に56試合消化時点でプレーオフ進出が決定。ここまで52勝9敗(勝率85.2%)とリーグ首位を快走し、史上3チーム目の70勝超えも視野に入れている。
 
 ニューヨーク・ニックス時代の2017年11月以来、自身2度目の受賞となったポルジンギスは4試合で平均26.3点(フィールドゴール成功率47.3%、3ポイント成功率38.6%、フリースロー成功率72.0%)、11.8リバウンド、2.5アシスト、2.25ブロックをマーク。チームのエース、ルカ・ドンチッチが欠場した3月1日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では6本の3ポイントを含む今季最多タイの38得点に加え、13リバウンド、5ブロックと攻守で躍動し、勝利の立役者となった。

 左ヒザの前十字靱帯断裂により昨季を全休したポルジンギスは、今季は新天地のマブズでチーム2位の平均19.2点、キャリアハイの9.4リバウンドと順調な回復ぶりを披露。昨年末から今年1月には右ヒザの故障で10試合を欠場したものの、復帰後はさらに調子を上げスタッツも上昇。チームも37勝25敗でカンファレンス7位につけており、2016年以来4年ぶり、自身としては初のプレーオフ進出が目前となっている。

構成●ダンクシュート編集部

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