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“バスケへの関心が薄い”――ヨキッチ批判にアリナスが反論「彼はティム・ダンカンのような存在」<DUNKSHOOT>

ダンクシュート編集部

2026.05.06

元選手のアリナスがヨキッチを援護した。(C)Getty Images

元選手のアリナスがヨキッチを援護した。(C)Getty Images

 デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは、現役最高峰のスーパースターだ。キャリア11年目の今季は2年連続で平均トリプルダブルを達成し、NBA史上初となるリバウンド王とアシスト王の2冠にも輝いた。

 プロ入りからナゲッツ一筋でプレーし、優勝1回、ファイナルMVP1回、MVP3回、オールNBA選出7回など、その実力は誰もが認める“ジョーカー”。一方で彼に付きまとうのが、「バスケットボールへの関心が薄い」というネガティブな声だ。

 本人は以前から「人生で最も大切なのは家族と馬」と語っており、2023年の初優勝後には祝福パレードよりも故郷セルビアへ戻り、競走馬の世話を優先したいと話していたこともある。 

 だが、元NBA選手のギルバート・アリナス(元ワシントン・ウィザーズほか)はヨキッチを援護している。

 ヨキッチは現代NBAのスター像とは一線を画す存在だ。派手なSNS発信や華やかな私生活を見せることはなく、常に控えめな姿勢を貫いている。オフシーズンには競走馬のレースを観戦し、熱心に応援する姿がたびたび報じられている。

 アリナスは自身のポッドキャスト番組『The Gilbert Arenas Show』で、そんなヨキッチをレジェンドになぞらえながら持論を展開した。

「ニコラ・ヨキッチを見て“バスケに興味がない”なんて言うのはやめるべきだ。それは怠惰なジャーナリズムでしかない。興味がない選手がトリプルダブルを量産し、MVPを3回も獲れるはずがないだろう」
 
 それでもなお「やる気がない」との声が上がることに対し、アリナスは強く反論する。

「そんなナラティブ(固定されたイメージ)は終わりにしろ。明らかに間違っている。負けている時でも彼は全力で戦っているし、むしろ誰よりも勝利にこだわっている。彼はティム・ダンカンのような存在だ。多くを語らず、ただコートに立って相手をねじ伏せるだけだ」

 アリナスが引き合いに出したダンカンは、1990年代後半から2010年代前半にかけてサンアントニオ・スパーズで活躍した名ビッグマン。“ビッグ・ファンダメンタル”の愛称通り、派手さはなかったものの、攻守に堅実なプレーでチームを5度の優勝へ導いた。

 個人としての評価は揺るがない一方で、ナゲッツには課題も残る。アリナスはチームの現状にも言及し、昨夏にマイケル・ポーターJr.(現ブルックリン・ネッツ)の放出によって得点力とシュート力が低下した点を問題視した。

「今はヨキッチと(ジャマール)マレーだけのチームになっている。必要なピースが足りていない。かつてのようなシューターもいないし、若手はまだ準備ができていない」

 今季のナゲッツはウエスタン・カンファレンスの第3シードを確保したものの、1回戦でミネソタ・ティンバーウルブズに2勝4敗で敗退。来季の王座奪還へ向け、ロスター再構築が求められることになりそうだ。

構成●ダンクシュート編集部

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