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NBA

「スーパースターが活躍できるのは俺たちのおかげ」スマートが語る“守備職人”の矜持。影響を受けた名手とは?<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.05.12

守備職人スマートが影響を受けたレジェンドを挙げた。(C)Getty Images

守備職人スマートが影響を受けたレジェンドを挙げた。(C)Getty Images

 現地時間5月11日(日本時間12日)、カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプトドットコム・アリーナで行なわれたウエスタン・カンファレンスのセミファイナル第4戦。ロサンゼルス・レイカーズは、オクラホマシティ・サンダーに110-115で惜敗、シリーズ4敗目を喫し、プレーオフから姿を消した。

 過去3戦はいずれも18点差以上で敗れていたレイカーズだが、後のない第4戦は最後まで食らいつき、第4クォーター残り40.9秒にマーカス・スマートの3ポイントプレーで110-109と逆転に成功。

 しかし、そこからサンダーはチェット・ホルムグレンがダンクを決めると、シェイ・ギルジャス・アレキサンダーとエイジェイ・ミッチェルがフリースローを沈めて勝利。最終的にスウィープ決着となったが、レイカーズはディフェンディング・チャンピオン相手に意地を見せた。

 この日はオースティン・リーブスが27得点、7リバウンド、6アシスト、2ブロック、八村塁が25得点、5リバウンド、レブロン・ジェームズが24得点、12リバウンド、ジャクソン・ヘイズが18得点、5リバウンド、スマートが5得点、3アシスト、2スティールを記録。

 トップスコアラーのルカ・ドンチッチがハムストリングのケガで全休した今年のプレーオフ、レイカーズはレブロンを中心に1回戦でヒューストン・ロケッツを4勝2敗で撃破。王者サンダーの壁を超えることはできなかったものの、3年ぶりにカンファレンス準決勝まで勝ち進んだ。
 
 プレーオフ全試合で先発を務めたスマートは、今季のチームを支えた功労者の1人だ。筋骨隆々の肉体(191cm・100kg)を活かした献身的なプレーとディフェンスに加え、味方を鼓舞するリーダーシップも発揮。攻守両面で重要な役割を担ってきた。

 32歳のベテランガードは、第4戦の前に『FansView』とのインタビューで、ディフェンス面で影響を受けた2人のレジェンドを挙げていた。

「俺の大好きなGP、ゲイリー・ペイトンだね。グローブの異名を持つ男さ。小柄ながら、彼の粘り強さと試合に大きな影響を与える能力は、シンプルにディフェンスの視点から見ても、過小評価されていると思う。

 俺たちはもともと不利な立場にあって、それに見合うだけの評価や称賛を得ることができていない。スーパースターやオールスター選手が活躍できるのは、俺たちが持つ地味で泥臭いプレーのおかげなのさ。だから、間違いなくゲイリー・ペイトンだね」

 193cm・86kgのペイトンは現役時代、シアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)など計5球団で活躍。ストリート仕込みの駆け引きと粘着質なディフェンスを武器に、1995-96シーズンに最優秀守備選手賞(DPOY)に選出された。
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