現地時間7月22日(日本時間23日)、ロサンゼルス・レイカーズがマーカス・スマートの入団会見を行なった。
191cm・100kgのガードは今夏、ワシントン・ウィザーズとの契約バイアウトを経て完全FA(フリーエージェント)になった。31歳のベテランにはミルウォーキー・バックスやフェニックス・サンズも関心を示していたが、ルカ・ドンチッチの勧誘を受け、レイカーズ入りが実現した。
スマートはスイッチディフェンスでビッグマンとも対峙可能な肉体派で、シュートが不調でも、リバウンドやルーズボール、テイクチャージなどハッスルプレーで所属チームの勝利に大きく貢献してきた。
そのプレースタイルとメンタリティは、ドンチッチ、レブロン・ジェームズという引退後の殿堂入りが確実視されるスーパースターが所属するレイカーズでも変わらない。
「何か特別なことをするつもりはない。自分らしくあること、それが俺の役割だ。ハードなディフェンス、リーダーシップ、バスケIQ……そうした自分の強みをこのチームに持ち込みたい。常に“厄介な存在”であり続けたいね」とスマート。
ウエスタン・カンファレンスには王者オクラホマシティ・サンダーをはじめ、ケビン・デュラントら実力者を次々と獲得したヒューストン・ロケッツ、ニコラ・ヨキッチ率いるデンバー・ナゲッツなど強豪がひしめくなか、スマートはレイカーズも彼らに引けをとらないと自信を見せる。
「俺たちは西の強豪と並ぶ戦力があると思う。このチームに限界なんてない。チーム全員が集中し、やるべきことをこなせば、チャンスはあると思う」
また、スマートは会見でレイカーズ入団のきっかけとなったドンチッチからの勧誘の舞台裏も明かした。
「最初はトレーニング中にエージェントから電話が来て、『ルカが連絡してきた』って言われたんだ。その時は『あっ、そう』って感じだったんだけど、別の日にも同じことがあった。そこでマジなんだとわかったよ。これは話し合う必要があることだとね。最高の気分だった」
両者はこれまでコート上で何度もマッチアップしてきたが、同じチームで共演したことは一度もない。
それでもスマートは、「俺たちは親密な関係ではなかったけど、互いのことを理解してリスペクトしていたことは確かだ。試合が終わるたびに、『ナイスゲーム』『その調子で頑張れ』『チームを引っ張れよ』みたいなやり取りはいつもしてたし、彼も同じように言ってくれたよ」と語っていた。
現時点でレイカーズの予想スターターはドンチッチ、レブロン、オースティン・リーブス、八村塁、ディアンドレ・エイトンの5人。ここに守備職人のスマートが加わることで、どんな“化学反応”が生まれるのか興味深いところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
「勝利を最優先にプレーする」スマートの加入にレイカーズ首脳陣も期待「リーダーシップを発揮する存在」<DUNKSHOOT>
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原修太が河村勇輝との“秘話”を明かす「マーカス・スマートが好きだから、どんな人か教えて」という話はしました(笑)<WOWOWインタビュー>
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「何か特別なことをするつもりはない。自分らしくあること、それが俺の役割だ。ハードなディフェンス、リーダーシップ、バスケIQ……そうした自分の強みをこのチームに持ち込みたい。常に“厄介な存在”であり続けたいね」とスマート。
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「俺たちは西の強豪と並ぶ戦力があると思う。このチームに限界なんてない。チーム全員が集中し、やるべきことをこなせば、チャンスはあると思う」
また、スマートは会見でレイカーズ入団のきっかけとなったドンチッチからの勧誘の舞台裏も明かした。
「最初はトレーニング中にエージェントから電話が来て、『ルカが連絡してきた』って言われたんだ。その時は『あっ、そう』って感じだったんだけど、別の日にも同じことがあった。そこでマジなんだとわかったよ。これは話し合う必要があることだとね。最高の気分だった」
両者はこれまでコート上で何度もマッチアップしてきたが、同じチームで共演したことは一度もない。
それでもスマートは、「俺たちは親密な関係ではなかったけど、互いのことを理解してリスペクトしていたことは確かだ。試合が終わるたびに、『ナイスゲーム』『その調子で頑張れ』『チームを引っ張れよ』みたいなやり取りはいつもしてたし、彼も同じように言ってくれたよ」と語っていた。
現時点でレイカーズの予想スターターはドンチッチ、レブロン、オースティン・リーブス、八村塁、ディアンドレ・エイトンの5人。ここに守備職人のスマートが加わることで、どんな“化学反応”が生まれるのか興味深いところだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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