NBA

レイカーズ退団→スパーズ加入当初は「気まずい思いをした」名手オリーが明かす移籍の舞台裏「少し前にボコボコにされたのにね」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.06.01

オリーがレイカーズからスパーズへ加入した当初を振り返った。(C)Getty Images

 NBAの世界ではトレードやFA(フリーエージェント)で他チームへ移籍するケースが多々あり、プロ入りからひとつのチームでキャリアを終えるのは稀なことだ。

 それはスーパースターに限らず、一流のスコアラーやスターター、ロールプレーヤーと、どんな選手であろうと当然該当する。移籍によって古巣チームとの対戦や、以前所属していたチームのホーム凱旋があり、元同僚と談笑しつつ、コート上で競い合うことで新たなストーリーが生まれるものだ。

 1990年代中盤から2000年代後半にかけて、NBAで16シーズンをプレーしたロバート・オリー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)は、キャリアで2度のトレードを経験。2003年夏にはFAでサンアントニオ・スパーズへ移籍した。

 現地時間5月26日(日本時間27日)、ポッドキャスト番組『Legends Of Sport』へ出演した際、オリーは約7シーズン在籍したレイカーズを離れ、スパーズの一員になって迎えた2003-04シーズンに「気まずい思いをした」と明かしていた。
 
「初めてスパーズへやって来た時は、本当に変な感じだったな。自分のバスケットボールキャリアの中で、一番気まずい思いをしたと思うね。2003-04シーズンからスパーズに加入したんだけど、(開幕戦で)みんながチャンピオンリングを授与されているのに、私はベンチに座っていて、なんだか違和感があったんだ。

 だって、僕はいつもならリングを受け取る側なんだ。あれは一番気まずいし、これまでで最悪の気分だった。ほんのちょっと前、このチームにボコボコにされたのにね」

 1994、95年にヒューストン・ロケッツの2連覇に貢献した208㎝・109㎏のフォワードは、フェニックス・サンズを経て、1996-97シーズン途中にレイカーズへ加入。シャキール・オニール、コビー・ブライアントを支えるロールプレーヤーとして定着し、2000~02年に3連覇を経験した。

 しかし2003年のプレーオフ、レイカーズはカンファレンス・セミファイナルで敗退し、チームの4連覇の夢は途絶えた。

 そのシリーズで対戦したのがスパーズだった。ティム・ダンカンとデイビッド・ロビンソンの"ツインタワー"を中心に堅実なバスケットボールを展開し、レイカーズを4勝2敗で突破。勢いそのままに、球団史上2度目の優勝を達成した。
 
NEXT
PAGE
オリーがレイカーズからスパーズへ移籍した理由は…