今夏の補強で、フィラデルフィア・セブンティシクサーズはパワーフォワードのディーン・ウェイド、スコアリングガードのアンファニー・サイモンズの契約に成功した。
さらに、ポール・ジョージと複数のドラフト指名権との交換で、ボストン・セルティックスからジェイレン・ブラウンを獲得。現役最高級のウイングをロスターに加え、チームはジョエル・エンビード、タイリース・マキシー、ブラウンと超強力なビッグ3の形成に成功した。
『GeniusIQ』によると、昨季のブラウンはリーグ最多となる1353回ドライブを仕掛け、同2位の計939得点をマーク。シクサーズからはマキシーが691得点で5位にランクしており、来季のチームはドライブに秀でたスコアラーを2人も擁することになる。
昨季2年ぶりのプレーオフ返り咲きを飾ったチームは、1回戦でセルティックスに1勝3敗から3連勝を飾り、カンファレンス・セミファイナルへ進出。ニューヨーク・ニックスに4連敗のスウィープ敗退に終わったが、エースガードのマキシーが獅子奮迅の活躍で引っ張った。
とはいえ、2001年を最後にカンファレンス・セミファイナルの壁を破れずにいるシクサーズが、新たなステージに進むには元MVPのエンビードの活躍が不可欠だ。
昨季のエンビードはヒザや足首のケガに加え、4月上旬には急虫垂切除手術を受け、出場は38試合にとどまった。虫垂炎の影響で、プレーオフも最初の3試合を欠場したが、復帰後は20得点超えを連発してシリーズ突破の原動力となった。
そんな32歳のビッグマンは、ブラウン加入をポジティブに受け止めているようだ。
現地時間7月9日(日本時間10日)、シクサーズでバスケットボール運営部代表を務めるマイク・ガンジーが、ポッドキャスト番組『Unfiltered』に出演し、エンビードの現状をこう語っていた。
「彼は興奮していて、精神的に見てもとても良い状態にある。万全の健康状態でオフシーズンを迎えるのは、今回が初めてのことだ。今はコンディションを整え始めていて、少しずつ強化している段階だが、彼の意欲は非常に高い。
トレード直後に電話をした。そこで彼は驚きつつも興奮していたよ。確かに大きな変化にはなるけど、選手たちは(ブラウン加入を)歓迎していて、チームで集まることを楽しみにしていると思う」
エンビードとブラウンはポジションこそ異なるが、昨季のプレーオフでは直接マッチアップもしていた。闘争心旺盛な両選手とマキシー、さらには成長著しい2年目のVJ・エッジコムと、来季のシクサーズはボールシェアやケミストリー面が懸念される。
それでも、エンビード不在時もオフェンスを牽引できるマキシーとブラウンがいることは大きな強み。20年以上も遠ざかっているカンファレンス・ファイナル進出、そしてファイナル進出へ、シクサーズへの期待は高まっている。
文●秋山裕之(フリーライター)
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『GeniusIQ』によると、昨季のブラウンはリーグ最多となる1353回ドライブを仕掛け、同2位の計939得点をマーク。シクサーズからはマキシーが691得点で5位にランクしており、来季のチームはドライブに秀でたスコアラーを2人も擁することになる。
昨季2年ぶりのプレーオフ返り咲きを飾ったチームは、1回戦でセルティックスに1勝3敗から3連勝を飾り、カンファレンス・セミファイナルへ進出。ニューヨーク・ニックスに4連敗のスウィープ敗退に終わったが、エースガードのマキシーが獅子奮迅の活躍で引っ張った。
とはいえ、2001年を最後にカンファレンス・セミファイナルの壁を破れずにいるシクサーズが、新たなステージに進むには元MVPのエンビードの活躍が不可欠だ。
昨季のエンビードはヒザや足首のケガに加え、4月上旬には急虫垂切除手術を受け、出場は38試合にとどまった。虫垂炎の影響で、プレーオフも最初の3試合を欠場したが、復帰後は20得点超えを連発してシリーズ突破の原動力となった。
そんな32歳のビッグマンは、ブラウン加入をポジティブに受け止めているようだ。
現地時間7月9日(日本時間10日)、シクサーズでバスケットボール運営部代表を務めるマイク・ガンジーが、ポッドキャスト番組『Unfiltered』に出演し、エンビードの現状をこう語っていた。
「彼は興奮していて、精神的に見てもとても良い状態にある。万全の健康状態でオフシーズンを迎えるのは、今回が初めてのことだ。今はコンディションを整え始めていて、少しずつ強化している段階だが、彼の意欲は非常に高い。
トレード直後に電話をした。そこで彼は驚きつつも興奮していたよ。確かに大きな変化にはなるけど、選手たちは(ブラウン加入を)歓迎していて、チームで集まることを楽しみにしていると思う」
エンビードとブラウンはポジションこそ異なるが、昨季のプレーオフでは直接マッチアップもしていた。闘争心旺盛な両選手とマキシー、さらには成長著しい2年目のVJ・エッジコムと、来季のシクサーズはボールシェアやケミストリー面が懸念される。
それでも、エンビード不在時もオフェンスを牽引できるマキシーとブラウンがいることは大きな強み。20年以上も遠ざかっているカンファレンス・ファイナル進出、そしてファイナル進出へ、シクサーズへの期待は高まっている。
文●秋山裕之(フリーライター)
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