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NBA

「マイアミこそ、自分がいるべき場所だと感じた」ヤニスがヒートの入団会見で移籍の経緯を語る「迷う余地はなかった」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2026.07.17

ヒートに加入したアデトクンボが入団会見を行なった。(C)Getty Images

ヒートに加入したアデトクンボが入団会見を行なった。(C)Getty Images

「確かに、俺はこれまでのキャリアで多くのことを成し遂げてきた。でも、目標のひとつはもう一度チャンピオンになることで、本当にそれを成し遂げたい。そのために、ここが最善の道だと思っている。すごく楽しみにしているよ」

 そう語ったのは、新たにマイアミ・ヒートに入団したヤニス・アデトクンボ。今夏のトレードで13シーズンを過ごしたミルウォーキー・バックスから新天地へ旅立った男が、現地時間7月16日(日本時間17日)に入団会見へ臨んだ。

 昨季までの38シーズンで計3度の優勝を飾ったヒートは、これまでプレーオフに26回出場し、7度のNBAファイナル進出を果たしている。

 生え抜きのドゥエイン・ウェイドを除けば、アロンゾ・モーニングやティム・ハーダウェイSr.、シャキール・オニール、レブロン・ジェームズ(現無所属)、ジミー・バトラー三世(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)といったビッグネームを獲得し、強豪の地位を築いてきた。
 
 会見へ同席したパット・ライリー球団社長は、過去にヒートに在籍した選手たちの中でアデトクンボがどの位置にいるかを聞かれて「彼は間違いなくトップクラス。これまで我々が獲得してきた名選手たちと並ぶ存在です」と口にし、こう続けた。

「しかし、彼には身体的な特徴やサイズ、そしてコート上で発揮するあらゆる能力において、他とは一線を画す特別な何かがあると私は見ています。彼を獲得できたことは本当に幸運でした。大きな代償を払いましたが、そのために指名権や若手選手たちを揃えてきました。つまり、パッケージとして十分な材料が揃っていたということです。完璧なタイミングでした。こうしたトレードを成立させるには、往々にして完璧なタイミングが必要です」

 昨季のヒートはイースト10位の43勝39敗(勝率52.4%)を記録するも、プレーイン・トーナメントでシャーロット・ホーネッツに敗れたことで、7シーズンぶりにプレーオフ進出を逃した。

 それでも、2020年と23年にファイナル出場を果たした球団の組織力は折り紙つき。来季はバム・アデバヨに、新加入のアデトクンボとボビー・ポーティスが並ぶ強力なフロントラインを形成する。

 エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は、来季のヒートで2枚看板となるアデトクンボ(211cm・110kg)とアデバヨ(206cm・116kg)について、こう評していた。

「あの2人はエリートレベルの競争心を持っています。彼らにとってディフェンスは重要なことで、激しい闘争心があります。もしチームが望むようなディフェンスができていなければ、間違いなく彼らが周りへそのことを指摘するでしょう。それが素晴らしいディフェンスを築くための道なのです」
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