ケビン・デュラントは、18年間のキャリアで計5チーム(シアトル・スーパーソニックス/現オクラホマシティ・サンダー、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ブルックリン・ネッツ、フェニックス・サンズ、ヒューストン・ロケッツ)を渡り歩いてきた。
現在所属するロケッツではオールスターのアルペレン・シェングンを筆頭に、アメン・トンプソンやフレッド・ヴァンブリート、ジャバリ・スミスJr.、マーカス・スマート、スティーブン・アダムズなど、タレントが揃っている。
とはいえ、デュラントはサンダー時代にラッセル・ウエストブルックやジェームズ・ハーデン(現クリーブランド・キャバリアーズ)と共演。ウォリアーズではステフィン・カリーとドレイモンド・グリーン、クレイ・トンプソン(現マイアミ・ヒート)と共闘し、2017、18年に連覇を達成した。
現地時間8月27日(日本時間28日)、ビジネスパートナーのリッチ・クライマンが設立した『Boardroom』の『Boardroom Talks』にて、「これまで所属してきた中でベストなチームは?」と聞かれたデュラントは、次のように答えた。
「2019年のチームはクレイジーだったけど、ケガに泣かされたんだ。(デマーカス)カズンズがセンターに入っていたあのチームは、たぶん俺が所属した中で最強だったと思う。カズンズはケガで一緒にプレーする時間が短かったから忘れられがちだけど、戦力を冷静に見てみたら……」
3連覇を目指して臨んだ2018-19シーズン。ウォリアーズはカリー、トンプソン、デュラント、グリーンの“オールスター・カルテット”にカズンズを補強。チームの数少ない弱点だったセンターに万能ビッグマンのカズンズが加入したことで、彼らに死角はなくなったように見えた。
ところが、この5選手が揃って先発出場したのはわずか21試合。18勝3敗(勝率85.7%)と圧倒的な成績を残したが、ケガに苦しみ、プレーオフでもカズンズとデュラントの負傷で足並みが揃わず、NBAファイナルでトロント・ラプターズに2勝4敗で敗れた。
デュラントにとって、2連覇を達成した当時のウォリアーズでは、2年連続MVPを受賞したカリーに比べ、トンプソンとグリーンはまだリーグでの評価を確立しきっていなかった。
一方、経験豊富なベテランが揃ったネッツ時代の方が、純粋なネームバリューでは上だったと見ているようだ。
「単純にロスターだけを見たら、ブルックリンの方が上だったと思う。カイリー(アービング/現ダラス・マーベリックス)、ジェームズ(ハーデン)、ブレイク・グリフィン、ポール・ミルサップ、パティ・ミルズ。ロスターにいる名前だけを見れば、すごいメンバーが揃っていたんだ。彼らはすでに独自のキャリアを確立し、数々の栄誉を手にしていたからね」
2021-22シーズンのネッツは、デュラント、ハーデン、アービングを筆頭に、リーグ有数のロスターを揃えたが、ケガや新型コロナウイルスのワクチン接種問題などもあり、ベストメンバーが揃わず。プレーオフは1回戦でボストン・セルティックスにスウィープ負けを喫した。
「結局、敗因は数々のケガであって、俺たちのプレーが悪かったわけじゃない。そう思えることが、悔しさを少し和らげてくれる」と語ったデュラント。
優勝には届かなかったものの、これまでプレーしてきた選手たちの顔ぶれという点では、当時のネッツに大きな手応えを感じていたようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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現地時間8月27日(日本時間28日)、ビジネスパートナーのリッチ・クライマンが設立した『Boardroom』の『Boardroom Talks』にて、「これまで所属してきた中でベストなチームは?」と聞かれたデュラントは、次のように答えた。
「2019年のチームはクレイジーだったけど、ケガに泣かされたんだ。(デマーカス)カズンズがセンターに入っていたあのチームは、たぶん俺が所属した中で最強だったと思う。カズンズはケガで一緒にプレーする時間が短かったから忘れられがちだけど、戦力を冷静に見てみたら……」
3連覇を目指して臨んだ2018-19シーズン。ウォリアーズはカリー、トンプソン、デュラント、グリーンの“オールスター・カルテット”にカズンズを補強。チームの数少ない弱点だったセンターに万能ビッグマンのカズンズが加入したことで、彼らに死角はなくなったように見えた。
ところが、この5選手が揃って先発出場したのはわずか21試合。18勝3敗(勝率85.7%)と圧倒的な成績を残したが、ケガに苦しみ、プレーオフでもカズンズとデュラントの負傷で足並みが揃わず、NBAファイナルでトロント・ラプターズに2勝4敗で敗れた。
デュラントにとって、2連覇を達成した当時のウォリアーズでは、2年連続MVPを受賞したカリーに比べ、トンプソンとグリーンはまだリーグでの評価を確立しきっていなかった。
一方、経験豊富なベテランが揃ったネッツ時代の方が、純粋なネームバリューでは上だったと見ているようだ。
「単純にロスターだけを見たら、ブルックリンの方が上だったと思う。カイリー(アービング/現ダラス・マーベリックス)、ジェームズ(ハーデン)、ブレイク・グリフィン、ポール・ミルサップ、パティ・ミルズ。ロスターにいる名前だけを見れば、すごいメンバーが揃っていたんだ。彼らはすでに独自のキャリアを確立し、数々の栄誉を手にしていたからね」
2021-22シーズンのネッツは、デュラント、ハーデン、アービングを筆頭に、リーグ有数のロスターを揃えたが、ケガや新型コロナウイルスのワクチン接種問題などもあり、ベストメンバーが揃わず。プレーオフは1回戦でボストン・セルティックスにスウィープ負けを喫した。
「結局、敗因は数々のケガであって、俺たちのプレーが悪かったわけじゃない。そう思えることが、悔しさを少し和らげてくれる」と語ったデュラント。
優勝には届かなかったものの、これまでプレーしてきた選手たちの顔ぶれという点では、当時のネッツに大きな手応えを感じていたようだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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