この夏、八村塁は8月の丸1か月間を日本で過ごした。その理由のひとつは次世代の育成と地元凱旋イベントの開催、そしてもうひとつは2年ぶりに日本代表に復帰するためだ。
自身が主宰する次世代育成プロジェクト『BLACK SAMURAI SUMMIT』では、日本トップのユース世代が集結。昨年のBLACK SAMURAIでも八村が強調していたのは、技術面以上に、世界で戦うための"覚悟"だった。
プロジェクトを終えた後、八村は日の丸を身にまとい、その"覚悟"を体現した。
来年のワールドカップ出場を懸けたアジア最終予選。敵地サウジアラビア戦とホームのカタール戦に先発出場すると、2戦合計59得点(平均29.5)、10リバウンド(同5.0)、6アシスト(同3.0)、6スティール(同3.0)、4ブロック(同2.0)の大爆発。
特に際立ったのがシュート精度の高さで、2試合を通じて3ポイントは12本中9本成功の75.0%、フィールドゴール成功率69.0%(20/29)、フリースロー成功率90.9%(10/11)と、文句なしのパフォーマンスで日本を2戦連続の大勝に導いた。
■八村塁W杯アジア予選Window4スタッツ
※スタッツは左から、出場時間、フィールドゴール成功数-試投数、3ポイント成功数-試投数、フリースロー成功数-試投数、リバウンド、アシスト、スティール、ブロック、ターンオーバー、得点、+/-(出場時のチームの得失点差)
8/27〇107-78vsサウジアラビア 27:42|11-14|3-4|4-4|4|2|3|1|0|29|+23
8/31〇123-70vsカタール 28:54|9-15|6-8|6-7|6|4|3|3|0|30|+49
アジアでの戦いに関して、オフェンス面は言うまでもなく、ディフェンスでもそのポテンシャルを存分に発揮した八村。スティールは両試合ともに3本、カタール戦ではブロックも3本を浴びせ、日本の速攻の起点となった。結果、出場時の+/-は2戦合計+72と、チームNo.1の数字を残している。
もっとも、今回の八村に強い覚悟を感じたのは、こうしたコート上でのプレーだけではない。
試合前後でのインタビューや、チームメイトのプレーに対するリアクション、ディフェンス時の指示出し...カタール戦後のファンに向けたコート一周の際には、この日ロスターから外れていた富樫勇樹と川島悠翔を列の中に加えるなど、いつにも増してリーダーらしい振る舞いが見られた。
これらは、自分が日本代表の先頭に立つという覚悟の表れにほかならない。もちろん、BLACK SAMURAIに参加した学生たちも、こういった八村の姿を見ていたはずだし、八村自身も見られていることを自覚した上で、よりチームファーストな行動が増えたのだろう。
今後のアジア予選は、NBAのシーズン中に行なわれるため、八村が次に日本代表に戻るのは、早くてもワールドカップ開幕直前となる。仲間たちに出場権獲得を託し、ここからは自身8年目のNBAシーズンに臨む。
構成●ダンクシュート編集部
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プロジェクトを終えた後、八村は日の丸を身にまとい、その"覚悟"を体現した。
来年のワールドカップ出場を懸けたアジア最終予選。敵地サウジアラビア戦とホームのカタール戦に先発出場すると、2戦合計59得点(平均29.5)、10リバウンド(同5.0)、6アシスト(同3.0)、6スティール(同3.0)、4ブロック(同2.0)の大爆発。
特に際立ったのがシュート精度の高さで、2試合を通じて3ポイントは12本中9本成功の75.0%、フィールドゴール成功率69.0%(20/29)、フリースロー成功率90.9%(10/11)と、文句なしのパフォーマンスで日本を2戦連続の大勝に導いた。
■八村塁W杯アジア予選Window4スタッツ
※スタッツは左から、出場時間、フィールドゴール成功数-試投数、3ポイント成功数-試投数、フリースロー成功数-試投数、リバウンド、アシスト、スティール、ブロック、ターンオーバー、得点、+/-(出場時のチームの得失点差)
8/27〇107-78vsサウジアラビア 27:42|11-14|3-4|4-4|4|2|3|1|0|29|+23
8/31〇123-70vsカタール 28:54|9-15|6-8|6-7|6|4|3|3|0|30|+49
アジアでの戦いに関して、オフェンス面は言うまでもなく、ディフェンスでもそのポテンシャルを存分に発揮した八村。スティールは両試合ともに3本、カタール戦ではブロックも3本を浴びせ、日本の速攻の起点となった。結果、出場時の+/-は2戦合計+72と、チームNo.1の数字を残している。
もっとも、今回の八村に強い覚悟を感じたのは、こうしたコート上でのプレーだけではない。
試合前後でのインタビューや、チームメイトのプレーに対するリアクション、ディフェンス時の指示出し...カタール戦後のファンに向けたコート一周の際には、この日ロスターから外れていた富樫勇樹と川島悠翔を列の中に加えるなど、いつにも増してリーダーらしい振る舞いが見られた。
これらは、自分が日本代表の先頭に立つという覚悟の表れにほかならない。もちろん、BLACK SAMURAIに参加した学生たちも、こういった八村の姿を見ていたはずだし、八村自身も見られていることを自覚した上で、よりチームファーストな行動が増えたのだろう。
今後のアジア予選は、NBAのシーズン中に行なわれるため、八村が次に日本代表に戻るのは、早くてもワールドカップ開幕直前となる。仲間たちに出場権獲得を託し、ここからは自身8年目のNBAシーズンに臨む。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】八村塁が次世代を担う若手選手を直接指導する「BLACK SAMURAI SUMMIT 2026」が開幕!
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