トレイ・ヤングにとって、昨季はターニングポイントとも言えるシーズンだった。
NBA入りから約8シーズンを過ごしたアトランタ・ホークスから、今年1月のトレードでワシントン・ウィザーズへ加入と自身初の移籍を経験。さらに昨年10月下旬に右ヒザの内側側副靭帯を捻挫して戦線離脱し、復帰後も右足の大腿四頭筋負傷にも悩まされるなど、出場試合はキャリア最少の15試合と、不本意な形でシーズンを終えることになった。
ただし、コンディションについては順調に回復しており、100%の状態で新シーズンに臨めるようだ。現地時間9月21日(日本時間22日)、マイケル・ポーターJr.(ブルックリン・ネッツ)のポッドキャスト番組『Curious Mike』へ出演したヤングは、約1か月後に迫る今季に向けて自信を覗かせた。
「僕にとって重要なのは、当然健康体を維持することだけど、それに関してはまったく心配していない。昨年はあくまで昨年のこと。今はプレーする準備ができているし、これまでのキャリアで築いてきた自分を取り戻すだけでなく、さらに上のレベルへ引き上げていく。いつだってさらなる高みを目指し続けてやってきたし、今もその姿勢は変わらない。
環境や場所が変わったことで新鮮な気分だし、その変化を最大限に活かしていく準備もできているよ。自分の周りには支えてくれる素晴らしい人たちがいる。自分だけが何かをして満足することはない。周りのみんながハッピーな姿を見るのが、何よりも好きなんだ」
昨季ウィザーズ入り後に出場した5試合で、ヤングは平均20.8分の出場で15.2点、3.0リバウンド、6.2アシストを記録。本来は平均20点、10アシスト級の数字を残すことができるポイントガードだけに、この男が健康体を取り戻せば、ウィザーズはより厄介な選手と化すはずだ。
チームは昨季もリーグワーストの17勝65敗(勝率20.7%)と低迷し、5年連続でプレーオフ進出を逃した。ただ、今季のロスターにはアレックス・サーやキーショーン・ジョージ、AJ・ディバンサ、ビラル・クリバリー、トレイ・ジョンソン、バブ・キャリントンといった若手から、アンソニー・デイビス、クリス・ミドルトン、ディアンドレ・エイトンらベテランまで、悪くない顔ぶれが揃う。
多才なパス捌きで味方の得点機会を作り出すヤングは、レギュラーシーズン通算で平均9.78アシストを記録中。これは現役最多で、歴代でも3位の高水準だ。ウィザーズがどこまで飛躍を遂げることができるかは、ヤングのパフォーマンスにかかっていると言っても過言ではない。
文●秋山裕之(フリーライター)
【画像】シャック、アイバーソン、コビー、レブロン、カリー、ヨキッチ…2000年以降のMVPを受賞当時の写真で一挙振り返り!
NBA入りから約8シーズンを過ごしたアトランタ・ホークスから、今年1月のトレードでワシントン・ウィザーズへ加入と自身初の移籍を経験。さらに昨年10月下旬に右ヒザの内側側副靭帯を捻挫して戦線離脱し、復帰後も右足の大腿四頭筋負傷にも悩まされるなど、出場試合はキャリア最少の15試合と、不本意な形でシーズンを終えることになった。
ただし、コンディションについては順調に回復しており、100%の状態で新シーズンに臨めるようだ。現地時間9月21日(日本時間22日)、マイケル・ポーターJr.(ブルックリン・ネッツ)のポッドキャスト番組『Curious Mike』へ出演したヤングは、約1か月後に迫る今季に向けて自信を覗かせた。
「僕にとって重要なのは、当然健康体を維持することだけど、それに関してはまったく心配していない。昨年はあくまで昨年のこと。今はプレーする準備ができているし、これまでのキャリアで築いてきた自分を取り戻すだけでなく、さらに上のレベルへ引き上げていく。いつだってさらなる高みを目指し続けてやってきたし、今もその姿勢は変わらない。
環境や場所が変わったことで新鮮な気分だし、その変化を最大限に活かしていく準備もできているよ。自分の周りには支えてくれる素晴らしい人たちがいる。自分だけが何かをして満足することはない。周りのみんながハッピーな姿を見るのが、何よりも好きなんだ」
昨季ウィザーズ入り後に出場した5試合で、ヤングは平均20.8分の出場で15.2点、3.0リバウンド、6.2アシストを記録。本来は平均20点、10アシスト級の数字を残すことができるポイントガードだけに、この男が健康体を取り戻せば、ウィザーズはより厄介な選手と化すはずだ。
チームは昨季もリーグワーストの17勝65敗(勝率20.7%)と低迷し、5年連続でプレーオフ進出を逃した。ただ、今季のロスターにはアレックス・サーやキーショーン・ジョージ、AJ・ディバンサ、ビラル・クリバリー、トレイ・ジョンソン、バブ・キャリントンといった若手から、アンソニー・デイビス、クリス・ミドルトン、ディアンドレ・エイトンらベテランまで、悪くない顔ぶれが揃う。
多才なパス捌きで味方の得点機会を作り出すヤングは、レギュラーシーズン通算で平均9.78アシストを記録中。これは現役最多で、歴代でも3位の高水準だ。ウィザーズがどこまで飛躍を遂げることができるかは、ヤングのパフォーマンスにかかっていると言っても過言ではない。
文●秋山裕之(フリーライター)
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