NBAは新型コロナウイルスの世界的流行を受け、3月12日からシーズンを中断している。『ESPN』の報道によると、6月中旬から下旬にかけて再開し、8月まで行なうことを想定しているという。
ただし、リーグを再開させる条件は、この新型コロナウイルスの感染拡大が終息すること。もしそうならなければ、このまま2019-20シーズンは終了という選択をせざるを得ない。では、もしこのまま今季終了となった場合、MVPやMIPなど、レギュラーシーズンにおけるアウォードはどの選手の手に渡るのか。
ここでは、16日に『USA TODAY』へ掲載された今季の主要アウォード予想をお届けしていきたい(※チーム名は略称)。
■シーズンMVP(最優秀選手)
レブロン・ジェームズ(レイカーズ)
現役最多の4回最優秀選手賞を手にしてきたレブロンだが、これまでMVPに選ばれるためにプレーしたことはないという。3月5日のチーム練習後、「レギュラーシーズンMVPが俺をやる気にさせたことは1度もない。ゲームの中でベストなプレーをしようとしてきた結果、何度かMVPになったということ」と話しており、レブロンが見据えているのはチャンピオンシップ獲得のみ。
とはいえ、今季のレブロンのパフォーマンスは十分MVPに値する。3月6日のバックスとの今季2戦目で、レブロンはゲームハイの37得点を荒稼ぎ。さらにはアンソニー・デイビスがファウルトラブルに陥ると、後半には昨季のMVPヤニス・アデトクンボとマッチアップ。自身より10歳年下の昨季のMVPを、フィールドゴール20.0%(2/10)に抑え込んだ。
キャリア17年目の今季、レブロンは63試合中60試合に出場しており、平均25.7点、7.9リバウンドにリーグトップの10.6アシストを記録。そしてデイビスへファーストオプションの座を与え、新たなチームメイトたちを向上させ、フランク・ヴォーゲル・ヘッドコーチ(HC)をはじめとするコーチングスタッフをサポート。さらにはコビー・ブライアントと彼の次女ジアナの逝去を受け、レイカーズという組織をひとつにした功績が光る。
■新人王
ジャ・モラント(グリズリーズ)
ドラフト1位のザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)は平均23.6点、6.8リバウンドを記録しているものの、ヒザの負傷のため19試合しか出場できていない。ザイオンは1984-85シーズンのマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)以来となる、キャリア最初の20試合のうち16試合で20得点以上を叩き出すなど、そのインパクトは強烈だが、出場試合数の少なさがネックだ。
一方のモラントは、グリズリーズファンの期待を一身に背負い、ここまでチームをウエスタン・カンファレンス8位の32勝33敗へと導く殊勲者となっている。個人成績を見ても、平均17.6点、3.5リバウンド、6.9アシストにフィールドゴール成功率49.1%を記録。ルーキーとして平均17点、フィールドゴール成功率47.0%以上を残した史上4人目のガードとなっている。
ただし、リーグを再開させる条件は、この新型コロナウイルスの感染拡大が終息すること。もしそうならなければ、このまま2019-20シーズンは終了という選択をせざるを得ない。では、もしこのまま今季終了となった場合、MVPやMIPなど、レギュラーシーズンにおけるアウォードはどの選手の手に渡るのか。
ここでは、16日に『USA TODAY』へ掲載された今季の主要アウォード予想をお届けしていきたい(※チーム名は略称)。
■シーズンMVP(最優秀選手)
レブロン・ジェームズ(レイカーズ)
現役最多の4回最優秀選手賞を手にしてきたレブロンだが、これまでMVPに選ばれるためにプレーしたことはないという。3月5日のチーム練習後、「レギュラーシーズンMVPが俺をやる気にさせたことは1度もない。ゲームの中でベストなプレーをしようとしてきた結果、何度かMVPになったということ」と話しており、レブロンが見据えているのはチャンピオンシップ獲得のみ。
とはいえ、今季のレブロンのパフォーマンスは十分MVPに値する。3月6日のバックスとの今季2戦目で、レブロンはゲームハイの37得点を荒稼ぎ。さらにはアンソニー・デイビスがファウルトラブルに陥ると、後半には昨季のMVPヤニス・アデトクンボとマッチアップ。自身より10歳年下の昨季のMVPを、フィールドゴール20.0%(2/10)に抑え込んだ。
キャリア17年目の今季、レブロンは63試合中60試合に出場しており、平均25.7点、7.9リバウンドにリーグトップの10.6アシストを記録。そしてデイビスへファーストオプションの座を与え、新たなチームメイトたちを向上させ、フランク・ヴォーゲル・ヘッドコーチ(HC)をはじめとするコーチングスタッフをサポート。さらにはコビー・ブライアントと彼の次女ジアナの逝去を受け、レイカーズという組織をひとつにした功績が光る。
■新人王
ジャ・モラント(グリズリーズ)
ドラフト1位のザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)は平均23.6点、6.8リバウンドを記録しているものの、ヒザの負傷のため19試合しか出場できていない。ザイオンは1984-85シーズンのマイケル・ジョーダン(元ブルズほか)以来となる、キャリア最初の20試合のうち16試合で20得点以上を叩き出すなど、そのインパクトは強烈だが、出場試合数の少なさがネックだ。
一方のモラントは、グリズリーズファンの期待を一身に背負い、ここまでチームをウエスタン・カンファレンス8位の32勝33敗へと導く殊勲者となっている。個人成績を見ても、平均17.6点、3.5リバウンド、6.9アシストにフィールドゴール成功率49.1%を記録。ルーキーとして平均17点、フィールドゴール成功率47.0%以上を残した史上4人目のガードとなっている。
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