現地時間10月11日(日本時間12日、日付は以下同)、デンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチは、シカゴ・ブルズとのプレシーズンゲームで22得点、11リバウンド、10アシストのトリプルダブルを達成。開幕に向けて順調な仕上がりを見せ、チームを133-128の勝利に導いた。
この日のナゲッツは、アーロン・ゴードンが25得点、キャメロン・ジョンソンが15得点、ジャマール・マレーとジュリアン・ストローサーが13得点をあげるなど、計7人が2桁得点を記録した。
プレシーズンここまで2勝1敗のナゲッツは、14日にロサンゼルス・クリッパーズ、16日にロサンゼルス・レイカーズと対戦し、22日のオクラホマシティ・サンダー戦でシーズン開幕を迎える。
そんななか、ヨキッチは4日のユタ・ジャズ戦で披露した驚異のパスでも注目を集めた。第1クォーター残り約6分40秒、左ベースラインでドリブルを突いた“ジョーカー”は、右コーナーにいたジョンソンへ鮮やかなパスを通し、3ポイントを演出した。
211cm、129kgの巨体ながら、昨季のヨキッチはリーグトップの平均10.7アシストを記録。この場面ではビハインド・ザ・バックのクロスコートパスで、相手ディフェンダー3人の意表を突いた。視線や身体の動きでパスコースを隠しながら、コートの反対側へ正確にボールを届ける、まさに圧巻のプレーだった。
先日、『The Ringer』のポッドキャスト番組『The Zach Lowe Show』に出演したスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)も、ヨキッチのアシストについて解説していた。
「偉大なパサーの多くなら、『おっ、ディフェンダーのポジションが少し高いな。あそこへパスを通せるかもしれない』と状況を読み取るだろう。でも実際に身体をひねってパスを出そうとする時には、相手の守備位置が変わっていて、パスカットされてしまう。唯一の解決策は偽装すること。相手の視線が全く予想していない背後のスペースへ、素早くパスを繰り出すことなんだ」
ナッシュは現役時代に平均2桁アシストを7度記録し、アシスト王にも5度輝くなど、卓越したパスセンスでファンを魅了。そんな名司令塔をも驚かせたのが、ヨキッチのパスだった。
「ビハインド・ザ・バックでディフェンダーを欺くこと自体、異次元のプレーなんだけど、さらにそれを寸分の狂いもなく正確に届けてしまうんだから、本当に信じられないレベルにある。彼のようにパスを偽装し、あれほどの速さで、しかも一直線に受け手の手へピタリと合わせるようなパスを出せる選手は、バスケットボールの歴史上、他にいないんじゃないかな」
プレシーズンから圧巻のパスで存在感を示したヨキッチ。レギュラーシーズン開幕後も、見る者を驚かせるアシストを披露してくれそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
ヨキッチのプレーに驚くことは「しょっちゅうさ」ナゲッツ同僚が語る“ジョーカー”の凄さ「『今何やった?』なんてことがよくある」<DUNKSHOOT>
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「まるで子どもたちとプレーしているかのよう」ヨキッチの圧巻パフォーマンスにレジェンドが脱帽<DUNKSHOOT>
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プレシーズンここまで2勝1敗のナゲッツは、14日にロサンゼルス・クリッパーズ、16日にロサンゼルス・レイカーズと対戦し、22日のオクラホマシティ・サンダー戦でシーズン開幕を迎える。
そんななか、ヨキッチは4日のユタ・ジャズ戦で披露した驚異のパスでも注目を集めた。第1クォーター残り約6分40秒、左ベースラインでドリブルを突いた“ジョーカー”は、右コーナーにいたジョンソンへ鮮やかなパスを通し、3ポイントを演出した。
211cm、129kgの巨体ながら、昨季のヨキッチはリーグトップの平均10.7アシストを記録。この場面ではビハインド・ザ・バックのクロスコートパスで、相手ディフェンダー3人の意表を突いた。視線や身体の動きでパスコースを隠しながら、コートの反対側へ正確にボールを届ける、まさに圧巻のプレーだった。
先日、『The Ringer』のポッドキャスト番組『The Zach Lowe Show』に出演したスティーブ・ナッシュ(元フェニックス・サンズほか)も、ヨキッチのアシストについて解説していた。
「偉大なパサーの多くなら、『おっ、ディフェンダーのポジションが少し高いな。あそこへパスを通せるかもしれない』と状況を読み取るだろう。でも実際に身体をひねってパスを出そうとする時には、相手の守備位置が変わっていて、パスカットされてしまう。唯一の解決策は偽装すること。相手の視線が全く予想していない背後のスペースへ、素早くパスを繰り出すことなんだ」
ナッシュは現役時代に平均2桁アシストを7度記録し、アシスト王にも5度輝くなど、卓越したパスセンスでファンを魅了。そんな名司令塔をも驚かせたのが、ヨキッチのパスだった。
「ビハインド・ザ・バックでディフェンダーを欺くこと自体、異次元のプレーなんだけど、さらにそれを寸分の狂いもなく正確に届けてしまうんだから、本当に信じられないレベルにある。彼のようにパスを偽装し、あれほどの速さで、しかも一直線に受け手の手へピタリと合わせるようなパスを出せる選手は、バスケットボールの歴史上、他にいないんじゃないかな」
プレシーズンから圧巻のパスで存在感を示したヨキッチ。レギュラーシーズン開幕後も、見る者を驚かせるアシストを披露してくれそうだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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