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NBA

八村塁もノミネート!米メディアが“将来のオールスター出場が望めそうなポテンシャルを持つ7人のルーキー”を選出

秋山裕之

2020.03.20

“将来オールスター出場が期待できる新人”に選ばれた八村。はたしてその評価は?(C)Getty Images

“将来オールスター出場が期待できる新人”に選ばれた八村。はたしてその評価は?(C)Getty Images

 3月19日(日本時間20日、日付は以下同)、現地メディア『ClutchPoints』が、将来オールスターに選ばれるポテンシャルを持った7人のルーキーをセレクトした。

 新型コロナウイルスの感染防止のため、NBAは12日からレギュラーシーズンを中断。各チームが65試合前後を消化したなか、同メディアは2019年ドラフト組の7選手を、3段階に分けて紹介している。

※所属チーム名は略称、チーム名の右はドラフト指名順、成績・データは3月11日終了時点
 
■オールスター入り確実レベル
・ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ/1巡目1位)
 おそらくレブロン・ジェームズ(レイカーズ)以来、同世代のなかでまったく異なる才能を持つ男だろう。ケガで出遅れていなければ、瞬く間にそれを証明する成績を残していたはずだ。

 19試合の出場ながら、平均23.6点、6.8リバウンド、フィールゴール(FG)成功率58.9%をと素晴らしい数字をマーク。2018年ドラフト組のルカ・ドンチッチ(マーベリックス)とトレイ・ヤング(ホークス)のように、キャリア2年目の来シーズンにオールスター入りする公算が高い。

・ジャ・モラント(グリズリーズ/1巡目2位)
 今季の新人王最有力候補であり、将来を約束された選手だ。すでにリーグのベストパサーの1人で、最も爆発的なポイントガードの1人。ルーキーとして最も学ぶことが多いポジションでプレーしながら、平均17.6点。3.5リバウンド、6.9アシストにFG成功率49.1%と好成績を残している。

■オールスターレベルへと成長中
・ケンドリック・ナン(ヒート/ドラフト外)
 カレッジで4年間プレーするもドラフト指名されず、昨季はゴールデンステイト・ウォリアーズ傘下のGリーグチーム、サンタクルーズ・ウォリアーズでプレー。49試合の出場で平均19.3点をマークし、複数のNBAチームとのワークアウトを経て、現在の居場所を獲得した苦労人だ。

 ここまでザイオン、モラントに次ぐ平均15.6点を稼いでおり、スコアリングでインパクトを与えられることは証明できている。あとはディフェンスとパススキルを向上させる必要があるものの、そのことを自分自身で意識できている点は好材料だ。

・RJ・バレット(ニックス/1巡目3位)
 月別成績を見てみると、10月の平均18.2点をピークに12月には11.7点まで下降しており、アップダウンが激しい。しかし、3月は6試合を終えて18.7点と持ち直している。平均14.3点は新人中4位と好成績だが、FG成功率40.2%、3ポイント成功率32.0%、フリースロー成功率61.4%と、ショットの精度を上げていくことが不可欠だ。
 
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