1997-98シーズンのシカゴ・ブルズに密着して撮影したドキュメンタリー10部作『ザ・ラストダンス』の放映が始まったことで、"史上最高の選手=マイケル・ジョーダン"の図式を巡る議論が再び過熱している。そんななか、その風潮に釘を刺したのが、アレン・アイバーソン(元フィラデルフィア・セブンティシクサーズほか)やコビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)と同じ"華の1996年ドラフト組"のステフォン・マーブリー(元フェニックス・サンズほか)だ。
ジョーダンは周知のとおり、歴代トップとなるキャリア平均30.1点(同5位の通算3万2292得点)をはじめ、シーズンMVP5回、最優秀守備選手賞1回、オールNBA1stチーム選出10回、NBAオールディフェンシブ1stチーム選出9回、優勝6回など、数多くの輝かしい実績を残してきた。
後継者と呼ばれる存在はこれまで多数出てきていたものの、2度目の引退から20年以上が経過した現在も、歴代最高選手に関する議論の中心にいるのは依然としてジョーダンのままだ。対抗馬には"キング"ことレブロン・ジェームズ(レイカーズ)や、ジョーダンを手本に"マンバメンタリティ"を築き上げたコビーらの名前が挙がるが、マーブリーは『heavy.com』で独自の見解を述べている。
「人々はジョーダンをランクづけしたがるよね?でもそうすべきじゃない。ジョーダンの後にコビーやレブロンを選ぶことはできる。ただ、彼と比較できる選手はいない。同じじゃないんだ。世界が違うし、考え方も違う。俺はこういった議論で、なぜジョーダンの名前が出てくるのか理解できない。簡単に言えば、(世界が違うから)話す必要がないってことさ」
コビーと同期でしのぎを削ってきたマーブリーは、今年3月に「コビーがもたらしたものについて議論する際、レブロンのような選手を引き合いに出す必要はない。コビーのレガシーは、すでに確立されているからね。レブロンも独自のレガシーを持ち合わせないと。レブロンは真のレイカーじゃない」と語っていた。しかし、そのコビーでさえ、ジョーダンと比べる対象ではないと考えているようだ。
ジョーダンは周知のとおり、歴代トップとなるキャリア平均30.1点(同5位の通算3万2292得点)をはじめ、シーズンMVP5回、最優秀守備選手賞1回、オールNBA1stチーム選出10回、NBAオールディフェンシブ1stチーム選出9回、優勝6回など、数多くの輝かしい実績を残してきた。
後継者と呼ばれる存在はこれまで多数出てきていたものの、2度目の引退から20年以上が経過した現在も、歴代最高選手に関する議論の中心にいるのは依然としてジョーダンのままだ。対抗馬には"キング"ことレブロン・ジェームズ(レイカーズ)や、ジョーダンを手本に"マンバメンタリティ"を築き上げたコビーらの名前が挙がるが、マーブリーは『heavy.com』で独自の見解を述べている。
「人々はジョーダンをランクづけしたがるよね?でもそうすべきじゃない。ジョーダンの後にコビーやレブロンを選ぶことはできる。ただ、彼と比較できる選手はいない。同じじゃないんだ。世界が違うし、考え方も違う。俺はこういった議論で、なぜジョーダンの名前が出てくるのか理解できない。簡単に言えば、(世界が違うから)話す必要がないってことさ」
コビーと同期でしのぎを削ってきたマーブリーは、今年3月に「コビーがもたらしたものについて議論する際、レブロンのような選手を引き合いに出す必要はない。コビーのレガシーは、すでに確立されているからね。レブロンも独自のレガシーを持ち合わせないと。レブロンは真のレイカーじゃない」と語っていた。しかし、そのコビーでさえ、ジョーダンと比べる対象ではないと考えているようだ。