NBAは新型コロナウイルスの影響でシーズン中断が続いているため、『ESPN』が「歴代トッププレーヤー74」を発表するなど、米メディアでは回顧企画やランキングものが増えている。
『CBSスポーツ』も歴代トップ15を格付けし、“神様”マイケル・ジョーダンが1位、“キング”ことレブロン・ジェームズが2位となった。レブロンと同じく、ジョーダンの後継者と言われ、史上最高の選手に関する議論で常に名前が挙がってきたコビー・ブライアントは10位と水を開けられる形となった。
このランキングに苦言を呈したのが、1999年から14年間NBAでプレーしたリチャード・ハミルトン(元デトロイト・ピストンズほか)だ。現役時代にコビーのライバルの1人だったシューティングガードは『CBSスポーツ HQ』に出演し、10位は正当な評価ではないと主張した。
『CBSスポーツ』の歴代トップ10は以下の通り。
1位:マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)
2位:レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)
3位:カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)
4位:ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)
5位:マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)
6位:ウィルト・チェンバレン(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)
7位:シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)
8位:ラリー・バード(元ボストン・セルティックス)
9位:ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)
10位:コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)
コビーは現役時代にレイカーズ一筋で20年プレーを続け、歴代4位の通算3万3643得点をあげ、5回のリーグ優勝を果たした。そんな名スコアラーが10位とは、予想外に低い順位とも言える。現役時代にワシントン・ウィザーズでジョーダンと共闘し、2004年にはコビー&シャックを擁するレイカーズを破ってNBAタイトルを獲得したハミルトンは、10位は不当だとして“コビー評”を展開した。
「初めに、コビーを10位にした人たちは彼を軽視している。コビー・ブライアントは、ジョーダンに最も近い存在だと思う。彼のスタッツに目を移せば、オールスターに18回出場して、オールNBAチームにもジャバーと同じ計15回選出されている。マジック・ジョンソンは、コビーが歴代最高のレイカーだと言った。それはつまり、マジックよりも、そしてマジックが一緒にプレーしたジャバーよりも優れていることを意味する。数字を見るとよく分かるように、彼はスコアリングで依然歴代トップ5だ。シャキール・オニールと一緒にプレーしていなければ、得点ランキングで歴代1位だろう」
『CBSスポーツ』も歴代トップ15を格付けし、“神様”マイケル・ジョーダンが1位、“キング”ことレブロン・ジェームズが2位となった。レブロンと同じく、ジョーダンの後継者と言われ、史上最高の選手に関する議論で常に名前が挙がってきたコビー・ブライアントは10位と水を開けられる形となった。
このランキングに苦言を呈したのが、1999年から14年間NBAでプレーしたリチャード・ハミルトン(元デトロイト・ピストンズほか)だ。現役時代にコビーのライバルの1人だったシューティングガードは『CBSスポーツ HQ』に出演し、10位は正当な評価ではないと主張した。
『CBSスポーツ』の歴代トップ10は以下の通り。
1位:マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)
2位:レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)
3位:カリーム・アブドゥル・ジャバー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)
4位:ビル・ラッセル(元ボストン・セルティックス)
5位:マジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)
6位:ウィルト・チェンバレン(元ゴールデンステイト・ウォリアーズほか)
7位:シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)
8位:ラリー・バード(元ボストン・セルティックス)
9位:ティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)
10位:コビー・ブライアント(元ロサンゼルス・レイカーズ)
コビーは現役時代にレイカーズ一筋で20年プレーを続け、歴代4位の通算3万3643得点をあげ、5回のリーグ優勝を果たした。そんな名スコアラーが10位とは、予想外に低い順位とも言える。現役時代にワシントン・ウィザーズでジョーダンと共闘し、2004年にはコビー&シャックを擁するレイカーズを破ってNBAタイトルを獲得したハミルトンは、10位は不当だとして“コビー評”を展開した。
「初めに、コビーを10位にした人たちは彼を軽視している。コビー・ブライアントは、ジョーダンに最も近い存在だと思う。彼のスタッツに目を移せば、オールスターに18回出場して、オールNBAチームにもジャバーと同じ計15回選出されている。マジック・ジョンソンは、コビーが歴代最高のレイカーだと言った。それはつまり、マジックよりも、そしてマジックが一緒にプレーしたジャバーよりも優れていることを意味する。数字を見るとよく分かるように、彼はスコアリングで依然歴代トップ5だ。シャキール・オニールと一緒にプレーしていなければ、得点ランキングで歴代1位だろう」