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NBA

毎年所属チームが変わる現役“ジャーニーマン”トップ5を発表!1位は八村塁の同僚のベテランガード

ダンクシュート編集部

2020.05.29

グリーンは16年のクリッパーズ以降は毎年移籍を経験。今季はシーズン途中にジャズを解雇され、2月にロケッツに拾われた。(C)Getty Images

グリーンは16年のクリッパーズ以降は毎年移籍を経験。今季はシーズン途中にジャズを解雇され、2月にロケッツに拾われた。(C)Getty Images

 アメリカ4大スポーツの1チームにおける選手登録人数は、NFLが48人、MLB26人、NHL20人、そしてNBAは15人(2WAY契約選手は除く)。この数字が示すように、他の競技に比べてNBAは試合に出場できる選手が少なく、生存競争も激しい。毎年チームのメンバーは少なからず入れ替わり、成績が振るわない選手や、戦術に合わない選手は容赦なくクビを切られる厳しい世界だ。

 それでもなかには、移籍を繰り返しながらもケガ人やトレードなどロースターに空きが出たチームに拾われ、世界最高峰のリーグで10年以上生き抜いてきた選手たちもいる。ここでは毎年のようにチームを入れ替わっている、現役の“ジャーニーマン”をランキングで紹介しよう(※チーム名は略称、同一チームは在籍数に含まない)。

◆        ◆        ◆        ◆
 
3位タイ:ジェフ・グリーン(9チーム)
■生年月日:1986年8月26日
■所属歴:ソニックス/サンダー(07~11)、セルティックス(11~15)、グリズリーズ(15~16)、クリッパーズ(16)、マジック(16-17)、キャブズ(17-18)、ウィザーズ(18-19)、ジャズ(19)、ロケッツ(20-)
■通算成績:900試合、平均13.0点、4.4リバウンド、1.6アシスト
 203㎝のフォワードは07年のドラフト5位でセルティックスに指名も、当日のトレードでソニックスへ。サンダー時代はケビン・デュラントやラッセル・ウエストブルック、セルティックスではケビン・ガーネット、キャブズではレブロン・ジェームズなど、スーパースターと一緒にプレー。最も長く在籍したのは11年から約4年過ごしたセルティックスで、以降は1年ごとに移籍を経験。今季はジャズで開幕を迎えたが、33歳のベテランは12月に解雇され、2月にロケッツに拾われた。

3位タイ:マルコ・ベリネリ(9チーム)
■生年月日:1986年3月25日
■所属歴:ウォリアーズ(07~09)、ラプターズ(09-10)、ホーネッツ/現ペリカンズ(10~12)、ブルズ(12-13)、スパーズ(13~15)、キングス(15-16)、ホーネッツ(16-17)、ホークス(17-18)、シクサーズ(18)、スパーズ(18-)
■通算成績:855試合、平均9.7点、2.1リバウンド、1.7アシスト
 07年にウォリアーズでデビューしたイタリア出身のピュアシューター。スパーズ在籍時の13-14シーズンは平均11.4点、リーグ5位の3ポイント成功率43.0%の好成績を残し、チームの優勝に貢献した。ただ、スポットシューターとして人気が高いゆえに、“転勤族”に。18年に3年ぶりに古巣のスパーズへ復帰したが、今季終了後にFAになるだけに、来季は違う色のユニフォームを着ているかもしれない。
 

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