世界最大の都市ニューヨークを本拠地に置くニックスは、1970年以降の4年間で3度のNBAファイナル進出を果たし、うち1970、73年にリーグ制覇を達成。1988年からはパトリック・ユーイングを中心に14シーズン連続でプレーオフへと駒を進め、1994、99年には優勝にこそ届かなかったものの、ファイナルの舞台に返り咲いた。
しかし近年は低迷が続き、直近6シーズンはいずれも勝率4割未満。2014年3月には1970年代の優勝時のメンバーであり、指揮官としてもシカゴ・ブルズ、ロサンゼルス・レイカーズで計11度のチャンピオンシップを勝ち取ったフィル・ジャクソンを球団社長に招くも状況は好転せず、2013年を最後にプレーオフからは遠ざかっている。
チームがなかなか勝てないことも影響して、近年は新ヘッドコーチ(HC)の招聘にも失敗する悪循環が続いていた。2014年夏はジャクソン球団社長のブルズ時代の教え子スティーブ・カー(現ゴールデンステイト・ウォリアーズHC)、2018年夏にはマイク・ブーデンホルザー(現ミルウォーキー・バックスHC)がトップターゲットになっていたものの、契約するには至らず。代役として2014年はデレック・フィッシャー、2018年にはデイビッド・フィッツデールを指揮官として招いたが、両者とも就任2年目の途中で解雇された。
今季は序盤にそのフィッツデールを監督の座から更迭し、マイク・ミラー・アシスタントコーチ(AC)が暫定HCに就任。だがここまで21勝45敗、イースタン・カンファレンス12位に沈んでおり、仮にシーズンが再開されたとしても、プレーオフへ進出する可能性は皆無と言っていいだろう。
今年2月にはスティーブ・ミルズ前球団社長を解雇し、3月に元代理人のレオン・ローズを新社長として招聘。現在は新たな指揮官を探している最中で、その筆頭候補にはブルズとミネソタ・ティンバーウルブズでHC経験のあるトム・シボドーの名が浮上している。
そんななか、レジェンドOBのユーイングにも2018年夏に指揮官就任のチャンスが訪れていたことが発覚。5月30日(日本時間31日、日付は以下同)に地元メディア『The New York Post』へ掲載された記事において、マーク・バーマン記者はこう記している。
しかし近年は低迷が続き、直近6シーズンはいずれも勝率4割未満。2014年3月には1970年代の優勝時のメンバーであり、指揮官としてもシカゴ・ブルズ、ロサンゼルス・レイカーズで計11度のチャンピオンシップを勝ち取ったフィル・ジャクソンを球団社長に招くも状況は好転せず、2013年を最後にプレーオフからは遠ざかっている。
チームがなかなか勝てないことも影響して、近年は新ヘッドコーチ(HC)の招聘にも失敗する悪循環が続いていた。2014年夏はジャクソン球団社長のブルズ時代の教え子スティーブ・カー(現ゴールデンステイト・ウォリアーズHC)、2018年夏にはマイク・ブーデンホルザー(現ミルウォーキー・バックスHC)がトップターゲットになっていたものの、契約するには至らず。代役として2014年はデレック・フィッシャー、2018年にはデイビッド・フィッツデールを指揮官として招いたが、両者とも就任2年目の途中で解雇された。
今季は序盤にそのフィッツデールを監督の座から更迭し、マイク・ミラー・アシスタントコーチ(AC)が暫定HCに就任。だがここまで21勝45敗、イースタン・カンファレンス12位に沈んでおり、仮にシーズンが再開されたとしても、プレーオフへ進出する可能性は皆無と言っていいだろう。
今年2月にはスティーブ・ミルズ前球団社長を解雇し、3月に元代理人のレオン・ローズを新社長として招聘。現在は新たな指揮官を探している最中で、その筆頭候補にはブルズとミネソタ・ティンバーウルブズでHC経験のあるトム・シボドーの名が浮上している。
そんななか、レジェンドOBのユーイングにも2018年夏に指揮官就任のチャンスが訪れていたことが発覚。5月30日(日本時間31日、日付は以下同)に地元メディア『The New York Post』へ掲載された記事において、マーク・バーマン記者はこう記している。