5月25日、バスケットボールのユーロリーグは、レギュラーシーズンの第28節で中断したまま、今シーズンを終了とすることを発表した。他国間の移動に伴うリスクや、トレーニングが不十分な状態で連戦をこなす選手の負担を考えての苦渋の決断だ。
全18クラブの代表選手を集めたミーティングでも、大多数が中止案を支持した。クラブ側も、大幅な減収を理由に反対したギリシャのパナシナイコス以外は、全クラブが中止はやむを得ないと判断。2019-20シーズンのチャンピオンは決定せず、来季も今季と同じ18チームが参戦することになった。
もちろん、昨季のファイナルでCSKAモスクワに敗れ、今季はそのリベンジを果たすべくクラブ史上最高勝率で首位をひた走ってきたトルコのアナドール・エフェスにとっては、さぞかし無念だったことだろう。
そしてその躍進の立役者であり、今季はリーグトップの平均22.2点、第11節のバイエルン戦ではリーグ新記録49得点をマークし、28節中6度MVPに輝くなど話題をさらったアメリカ人ガード、シェーン・ラーキンにとっても、不完全燃焼だったに違いない。
ユーロリーグ中止の発表後、2017-18シーズンにボストン・セルティックスに所属したラーキンが、NBCスポーツのポッドキャスト『Celtics Talk』に出演して思いを語った。
「ほろ苦い気持ちではある。俺たちは首位につけていたし、今シーズンは絶好調だった。優勝できる可能性は十分にあると思っていた。だけど、より大きな目的のために事態が変わるというのは仕方のないことだ。このウイルスは多くの人々を苦しめている。その状況にある今、より大切なのは、優勝を目指すことよりも、健康だ。だからこの決定は正しかったと思う」
エフェスの外国人選手たちは自国の状況に応じて帰国して待機していたそうで、ラーキンも現在は地元のマイアミに戻っている。
「チームの仲間たちとは頻繁に連絡を取り合っている。自主トレに励んでる奴もいれば、それが叶わない状況にある選手もいる。この数か月間は、なんとも摩訶不思議な感じだよ」
全18クラブの代表選手を集めたミーティングでも、大多数が中止案を支持した。クラブ側も、大幅な減収を理由に反対したギリシャのパナシナイコス以外は、全クラブが中止はやむを得ないと判断。2019-20シーズンのチャンピオンは決定せず、来季も今季と同じ18チームが参戦することになった。
もちろん、昨季のファイナルでCSKAモスクワに敗れ、今季はそのリベンジを果たすべくクラブ史上最高勝率で首位をひた走ってきたトルコのアナドール・エフェスにとっては、さぞかし無念だったことだろう。
そしてその躍進の立役者であり、今季はリーグトップの平均22.2点、第11節のバイエルン戦ではリーグ新記録49得点をマークし、28節中6度MVPに輝くなど話題をさらったアメリカ人ガード、シェーン・ラーキンにとっても、不完全燃焼だったに違いない。
ユーロリーグ中止の発表後、2017-18シーズンにボストン・セルティックスに所属したラーキンが、NBCスポーツのポッドキャスト『Celtics Talk』に出演して思いを語った。
「ほろ苦い気持ちではある。俺たちは首位につけていたし、今シーズンは絶好調だった。優勝できる可能性は十分にあると思っていた。だけど、より大きな目的のために事態が変わるというのは仕方のないことだ。このウイルスは多くの人々を苦しめている。その状況にある今、より大切なのは、優勝を目指すことよりも、健康だ。だからこの決定は正しかったと思う」
エフェスの外国人選手たちは自国の状況に応じて帰国して待機していたそうで、ラーキンも現在は地元のマイアミに戻っている。
「チームの仲間たちとは頻繁に連絡を取り合っている。自主トレに励んでる奴もいれば、それが叶わない状況にある選手もいる。この数か月間は、なんとも摩訶不思議な感じだよ」