6月2日、NBAのレジェンド、ウェス・アンセルド氏が肺炎により亡くなった。享年74歳。現役時代に所属したワシントン・ウィザーズ(当時ブレッツ)が、家族の声明とともに公表した。
アンセルド氏は1968年のドラフトで全体2位指名を受け、ウィザーズの前身であるボルティモア・ブレッツに入団。身長201cmとセンターとしてはアンダーサイズながら、ゴール下を主戦場とし、ルーキーシーズンに平均13.8点、18.2リバウンドをマーク。チームをリーグ最高勝率に導き、新人王とMVPに輝いた。同一シーズンに上記2冠を手にしたのは、リーグ史上2人目(1960年のウィルト・チェンバレン以来)の快挙であった。
13年のキャリアすべてをブレッツに捧げ、オールスター出場5回、NBAファイナル進出4回など70年代の黄金期構築に貢献。78年のファイナルではシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)を4勝3敗で破り、球団初優勝を果たすとともに、平均9.0点、11.7リバウンドをあげてファイナルMVPに輝いた。
通算984試合出場、1万3769リバウンドはいずれもウィザーズの球団記録。キャリア平均10.4点、14.0リバウンド、3.9アシスト、背番号41は球団の永久欠番となっているほか、96年にはNBAが発表した「50人の偉大な選手」にも選ばれている。
1981年に引退後も古巣一筋を貫き、球団副社長を務めたのち、87年にアシスタントコーチに就任。翌年にはヘッドコーチに昇格し、94年までの7シーズンにわたってチームを率いた。さらに96年から2003年にはチームのゼネラルマネージャーとしても腕を振るった。
この訃報を受け、ウィザーズのオーナーシップを務めるモニュメンタルスポーツ&エンターテインメントのテッド・レオンシス会長は、「ウィザーズの組織を代表して、彼のご遺族に心からお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表している。
構成●ダンクシュート編集部
アンセルド氏は1968年のドラフトで全体2位指名を受け、ウィザーズの前身であるボルティモア・ブレッツに入団。身長201cmとセンターとしてはアンダーサイズながら、ゴール下を主戦場とし、ルーキーシーズンに平均13.8点、18.2リバウンドをマーク。チームをリーグ最高勝率に導き、新人王とMVPに輝いた。同一シーズンに上記2冠を手にしたのは、リーグ史上2人目(1960年のウィルト・チェンバレン以来)の快挙であった。
13年のキャリアすべてをブレッツに捧げ、オールスター出場5回、NBAファイナル進出4回など70年代の黄金期構築に貢献。78年のファイナルではシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)を4勝3敗で破り、球団初優勝を果たすとともに、平均9.0点、11.7リバウンドをあげてファイナルMVPに輝いた。
通算984試合出場、1万3769リバウンドはいずれもウィザーズの球団記録。キャリア平均10.4点、14.0リバウンド、3.9アシスト、背番号41は球団の永久欠番となっているほか、96年にはNBAが発表した「50人の偉大な選手」にも選ばれている。
1981年に引退後も古巣一筋を貫き、球団副社長を務めたのち、87年にアシスタントコーチに就任。翌年にはヘッドコーチに昇格し、94年までの7シーズンにわたってチームを率いた。さらに96年から2003年にはチームのゼネラルマネージャーとしても腕を振るった。
この訃報を受け、ウィザーズのオーナーシップを務めるモニュメンタルスポーツ&エンターテインメントのテッド・レオンシス会長は、「ウィザーズの組織を代表して、彼のご遺族に心からお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表している。
構成●ダンクシュート編集部