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NBA

ウエスト3位でも優勝候補に挙がらない現状に、ナゲッツのジャマール・マレーが“待った”「なぜ勝てないと思うんだ?」

秋山裕之

2020.06.06

今季自己最多の平均18.8点をあげるマレーが、リーグ再開後の意気込みを語った。(C)Getty Images

今季自己最多の平均18.8点をあげるマレーが、リーグ再開後の意気込みを語った。(C)Getty Images

 NBAが提案した22チームによる2019-20シーズンの再開プランは6月5日(日本時間6日、日付は以下同)、NBA選手会(NBPA)の代表として参加した28人の選手全員が承認。これにより、7月31日からフロリダ州オーランドを舞台にリーグが再開されることが正式に決定した。

 すると同日、デンバー・ナゲッツのジャマール・マレーが『Zoom』にて地元記者の取材に対応。今季、ウエスタン・カンファレンス3位のチームで主軸を担うスコアリングガードは、シーズン再開に向けて意気込みを語った。

「俺たちはタイトルを勝ち取れると分かってる。俺とジョーカー(ニコラ・ヨキッチの愛称)はデンバーでずっとワークアウトしていたんだ」
 
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、NBAが3月12日にシーズンを中断した時点で、ナゲッツはカンファレンス3位の43勝22敗(勝率66.2%)。厚い選手層を誇るこのチームにおいて、ヨキッチは平均20.2点、10.2リバウンド、6.9アシストと、主要3部門でチームトップをマーク。マレーも同2位の平均18.8点、4.8アシストを記録しており、このコンビによる2メンゲームはナゲッツ最大の武器となっている。

 開幕時点でオーバーウェイトを指摘されていたヨキッチについては、マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)が2日にラジオ番組『Hastings, Harris & Dover』へ出演した際に「シーズンが中断する前の時点で、ニコラは11~13kgくらい減量していたんだ。彼の身体は見事に絞れていたけど、今でもそれを維持できているようだね」と目を細めていた。

 ヨキッチと一緒にワークアウトを続けているというマレーも「そう、ジョーカーは4つに割れた腹筋を手に入れたんだ。最高さ。確か2年目(17-18シーズン)だったかな、ジョーカーがどれだけスリムだったかを思い出したよ。なんだか変な感じさ。いったいどこにそんなアスレティック能力があったのか、もっと速く動けるのかと思ってしまうよ」と“相棒”のコンディショニングを絶賛した。
 
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