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バスケW杯

「失うものはなにもない」「まず戦う意思を見せる」無念の4連敗を喫した日本、背水の陣で大会最終戦へ

ダンクシュート編集部

2019.09.08

この試合の日本はムードが暗く、全体的に覇気が感じられなかった。(C)Getty Images

この試合の日本はムードが暗く、全体的に覇気が感じられなかった。(C)Getty Images

 FIBAワールドカップ・順位決定ラウンド/9月7日(土)/東莞(中国)
日本 81111 ニュージーランド

 ニュージーランドとの順位決定ラウンド初戦に敗れ、これで大会4連敗となった日本。試合後に行なわれたインタビューで、選手たちはこの日の反省点や、ワールドカップ最終戦となるモンテネグロ戦に向けての意気込みを語った。

「今日は全員がメンタル的に暗かった。そういった時は自分が引っ張っていかなきゃいけないと思う」

 そう比江島慎が話したように、この試合の日本はやや覇気に欠ける印象だった。最初の10分こそ29−29の同点で終えたものの、第2クォーターは相手に3ポイントやトランジションからの得点などを簡単に許し、39−55と一気に16点差までリードを広げられてしまう。さらに後半は疲労か集中力の欠如か、攻守でまったく流れを掴めず、終わってみれば30点差をつけられての大敗だった。
 9月9日に行なわれるモンテネグロとの一戦が、日本にとって今大会の最終試合となる。

「失うものはなにもない。レベルの高い相手と試合ができるんだから、開き直ってどんどんチャレンジして、自分の力をアピールすればいい」(田中大貴)
「まず戦う意思を見せること。相手より運動量や気合いなど、そういった部分で上回ることが大事」(比江島)

 選手たちがそう話したように、それぞれが今持てる最高のパフォーマンスを披露し、初勝利を掴むことができるか。背水で挑む最終戦は、日本時間16時30分に開始予定だ。

構成●ダンクシュート編集部
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