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バスケW杯

八村&篠山不在のW杯最終戦、格上のモンテネグロ相手に指揮官は「1勝をあげて終われるようにしたい」

ダンクシュート編集部

2019.09.08

ラマスHCは「厳しい状況でも結果を求めていかなければならない」と次戦に向けて気持ちを切り替えた(C)Getty Images

ラマスHCは「厳しい状況でも結果を求めていかなければならない」と次戦に向けて気持ちを切り替えた(C)Getty Images

 エースの八村塁を欠いた日本は、7日からスタートした順位決定戦の初戦でニュージーランドに30点差で敗れ、1次ラウンドと合わせて4連敗となった。試合後、フリオ・ラマスHC(ヘッドコーチ)は八村塁の不在について「もちろんルイの脱退はチームにとってはマイナスになるが、試合は待ってくれず戦わなければならない」と厳しい表情で語った。

 渡邊雄太はこの試合について「恥ずかしい試合」と評したが、一方でシューターの安藤周人が大会初得点を記録。第1クォーター後半には好守備で相手のオフェンスを封じ込め、同点に追いついたことはポジティブな材料と言っていいだろう。

 敗戦から一夜明け、日本は8日の午後練習をキャンセルした。ワールドカップに入って、満足に休暇を取れていない選手たちにとっては良いリフレッシュになったに違いない。
 最終戦の相手はモンテネグロ。昨日のトルコ戦では第4クォーターに30点を奪われ逆転負けを喫したものの、チームにはNBAでも活躍するニコラ・ヴュチェビッチがおり、FIBAランキングは28位(日本は48位)とその実力は折り紙つきだ。

“史上最強の日本代表”として3大会ぶりのワールドカップに挑むも、1次ラウンドでは3連敗、順位決定ラウンドも初戦は大敗と、アカツキファイブは世界との差をまざまざと見せつけられている。しかしラマスHCが「厳しい状況であっても結果を求めていかなければならない。最後の試合、できれば1勝して終われるようにしたい」と語ったように、彼らに落ち込んでいる時間ない。

 NBAのシーズンに備えて休暇を取った八村やケガで戦線離脱の篠山竜青、そして大会前にメンバーから外れた選手たちのためにも、最後まで結果にこだわり、大会初勝利を狙う。

構成●ダンクシュート編集部
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