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NBA

再始動したウィザーズが八村塁など主力選手のトレーニング動画を公開!一方で、エースのビールが不参加の可能性も示唆

ダンクシュート編集部

2020.07.02

7月末のシーズン再開に向けて動き出したウィザーズ。しかし、エースのビールは不参加の可能性も示唆した。(C)Getty Images

7月末のシーズン再開に向けて動き出したウィザーズ。しかし、エースのビールは不参加の可能性も示唆した。(C)Getty Images

 NBAは7月30日(日本時間31日、日付は以下同)からのシーズン再開に向けて、出場する各22チームがそれぞれの施設でトレーニングを開始した。

 2日には、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズが公式Twitterで各選手のワークアウト動画を公開。ブラッドリー・ビールやトーマス・ブライアントらとともに、八村もリバウンドを取ってダッシュしてからのダンクや3ポイントなど自身のメニューをこなし、精力的に汗を流した。

 とはいえ、まだ集団でのチーム練習は許されておらず、当面は各選手ともに個別での調整が続く模様。選手以外のコーチ陣はマスクと手袋を着用してディフェンスやパス出しを行なうなど、感染の予防に注意を払いながら再開への準備を進めている。
 
 また、再開に向けてウィザーズのなかで注目されるのが、エースのビールが試合に出場する否かだ。ビールはリモートで行なわれた記者会見のなかで「(再開後のシーズンでプレーするか)まだ決めていない」と発言。「出場するつもりでワークアウトを続けている」と語った一方で、今後のコンディションやシーズン後に予定していた故障箇所の処置などを考慮し、「チームのメディカルスタッフと話し合って、大事を取る可能性もある」と、不参加の可能性も示唆した。

 ウィザーズはすでに平均得点チーム2位のダービス・ベルターンスが再開後の不参加を表明しており、続いてビールまでプレーしないとなれば得点力ダウンは必至。2人で平均45.9点を稼いでいた攻撃の核が抜けた場合、必然的に3番手である八村へのしかかる負担も増すだろう。

 チームは現在、イースタン・カンファレンス7位のブルックリン・ネッツと6.0ゲーム差、8位のオーランド・マジックとは5.5ゲーム差の9位。プレーオフ進出をかけた「プレーイン・トーナメント」に持ち込むためには、このいずれかのチームとの差を8試合で4.0ゲーム以内に縮める必要がある。再開後の2試合目にはネッツとの直接対決が控えているだけでなく、ウィザーズにとってはすべての試合が格上との対戦になるだけに、エースの動向が注視されるところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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