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NBA

ジョージ、ハワード、ザイオン……。第2幕を戦うウエスト13球団の“最重要選手”を米最大手スポーツ誌がピックアップ

秋山裕之

2020.06.29

再開後のシーズンを戦うウエスト13チームにおける“最重要選手”として、ジョージ(右)やハワード(左上)、ザイオンの名が挙がった。(C)Getty Images

再開後のシーズンを戦うウエスト13チームにおける“最重要選手”として、ジョージ(右)やハワード(左上)、ザイオンの名が挙がった。(C)Getty Images

 7月30日(日本時間31日、日付は以下同)からシーズンが再開されるNBA。6月26日には“シーディングゲーム”(順位決定戦)の日程が発表されたが、各チームは6月23~30日までの間、ケガや健康面などを理由に今季の第2幕へ参戦しない選手の代役として、フリーエージェント(FA)の選手と本契約または2WAY契約を結び、ロースターに加えることができる。

 ここでは27日に現地メディア『Sports Illustrated』へ掲載された、再開後のシーズンを戦うウエスタン・カンファレンス13球団の“最も重要な選手”をそれぞれ紹介していきたい。まずはプレーオフ進出をすでに決めている6チームから見ていこう(球団名は略称)。

■ウエスト13チームの最も重要な選手(プレーオフ出場決定チーム編)
1位/レイカーズ:ドワイト・ハワード&ジャベール・マギー

2位/クリッパーズ:ポール・ジョージ

3位/ナゲッツ:ジャマール・マレー

4位/ジャズ:マイク・コンリー&ジョーダン・クラークソン

5位/サンダー:デニス・シュルーダー

6位/ロケッツ:PJ・タッカー
 
 現在も収束していない新型コロナウイルスの猛威と、人種差別問題を理由に、先日ハワードは「世界は今、大きく傷ついている。日々さまざまなことが起こっていて、ほかのことに気を取られている場合ではないんだ」と『CNN』へ語り、シーズン再開後にチームへ合流しない可能性を示唆。もっとも、レイカーズ側はハワードへ第2幕にも参戦してほしいと説得する構えで、スーパースターからロールプレーヤーへ転身した献身的ビッグマンの合流を求めている。

 そう望むのも当然だろう。ハワードは平均19.2分出場し7.5点、7.4リバウンド、1.2ブロックをマークしているが、それ以上にディフェンシブレーティング(100ポゼッションあたりの失点)は勝利した試合で99、敗れた試合では117と、守備面でチームに大きな影響を与えているからだ。

 レブロン・ジェームズとともに出場した時間帯は100ポゼッションあたり+8.7、アンソニー・デイビスとも+5.7と相手チームを圧倒。ハワードとマギーがコートにいることで、レイカーズはデイビスを本来のパワーフォワードに置くことができるだけに、両センターの活躍は7年ぶりのプレーオフ出場となるレイカーズにとって欠かせない存在なのだ。
 

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