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NBA

“エース”八村塁が4か月ぶりの実戦でチーム最多得点の好発進!「僕がやらなければいけない」と自覚も十分

秋山裕之

2020.07.23

約4か月ぶりの実戦に臨んだ八村。チーム最多の18得点、9リバウンドとエースらしい活躍を見せた。(C)Getty Images

約4か月ぶりの実戦に臨んだ八村。チーム最多の18得点、9リバウンドとエースらしい活躍を見せた。(C)Getty Images

 7月22日(日本時間23日、日付は以下同)、NBAは今月30日から再開する今季第二幕を前にスクリメージ(練習試合)を行なった。

 再開シーズンを戦う22チームは現在、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に作られた“バブル”(リーグによって隔離された空間)で徹底した感染対策の下、3か月以上にわたる生活を送っている。イースタン・カンファレンス9位で八村塁の所属するワシントン・ウィザーズ(24勝40敗/勝率37.5%)は、HPフィールドハウスでウエスタン・カンファレンス3位のデンバー・ナゲッツ(43勝22敗/勝率66.2%)と対戦した。

 ウィザーズのスターターは八村のほか、シャバズ・ネイピアー、アイザック・ボンガ、トロイ・ブラウンJr.、トーマス・ブライアントの5人。前日の練習を終えて、スコット・ブルックスHC(ヘッドコーチ)は「皆がここ1、2週間いい状態だ。他のチームと戦う準備ができたよ。全員にとって、アピールするいい機会だ」と語るなど、良好なコンディションでおよそ4か月ぶりの実戦に臨んだ。
 
 一方のナゲッツは、ジャマール・マレーにギャリー・ハリス、ウィル・バートンといったバックコート陣が欠場。ニコラ・ヨキッチ(213cm)、ジェレミー・グラント(203cm)、ボル・ボル(218cm/2WAY契約)、ポール・ミルサップ(201cm)、メイソン・プラムリー(211cm)という異例の“超大型ラインナップ”でウィザーズを迎え撃った。

 通常の各クォーター12分ではなく、10分×4クォーターで行なわれたスクリメージ初戦、先制点をあげたのは八村だった。開始直後、右45度付近の3ポイントエリアでボールを受け取った八村は、フェイクでディフェンダーを交わすと得意のプルアップジャンパーをヒット。その後もペイントエリアに入り込んでのターンアラウンドジャンパーを成功させるなど、好調な滑り出しを見せる。

 第2クォーターではボンガのドライブに合わせた動きからレイアップを沈めると、今度は3ポイントラインからフェイクでディフェンダーを交わしてリング下まで入り込み、ヨキッチ相手に左手でレイアップを決めてみせた。
 

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