専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
NBA

初の無観客試合でアデトクンボが「ちょっと違うなと感じた」部分とは? バックスは司令塔を欠くも主軸が躍動

秋山裕之

2020.07.24

スクリメージの初戦、アデトクンボは両チーム最多の22得点を記録。久々の実戦や無観客試合についての感想を語った。(C)Getty Images

スクリメージの初戦、アデトクンボは両チーム最多の22得点を記録。久々の実戦や無観客試合についての感想を語った。(C)Getty Images

 7月23日(日本時間24日、日付は以下同)、NBAは今月30日から再開する今季第二幕を前にスクリメージ(練習試合)の2日目を迎えた。

 再開シーズンを戦う22チームは現在、フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内に作られた“バブル”(リーグによって隔離された空間)で徹底した感染対策の下、3か月以上にわたる生活を送っている。

 ここまでリーグトップの戦績を残しているミルウォーキー・バックス(53勝12敗/勝率81.5%)は、ビザ・アスレティック・センターでウエスタン・カンファレンス12位のサンアントニオ・スパーズ(27勝36敗/勝率42.9%)との練習試合初戦に臨んだ。

 各クォーター10分間で行なわれたこの試合。第1クォーターこそ20-20の同点で終えたものの、続く第2クォーターからバックスが地力を発揮して、最後は113-92で快勝。2年連続のシーズンMVP獲得が濃厚なヤニス・アデトクンボは、約21分の出場でゲームハイの22得点に3リバウンド、4アシスト、3スティールを叩き出し、格の違いを見せつけた。
 
「ゲームはいつもと同じように感じた。ちょっと違うなと感じたのは、序盤にファウルされた時とフリースローラインに立った時だね。だって静かだったから…」。初の無観客試合について振り返ったアデトクンボは、普段の試合との違いを実感しながらも自身のプレーを遂行できたと語る。

「ゲーム序盤に(フリースローを)放ったことを除けば、いつものゲームだと感じたよ。スロースタートになってしまったけど、俺たちはその後に上質なバスケットボールをプレーし始めたからね。走り回って、ボールムーブして、ショットを決めて、勝利することができたんだから」

 バックスはアデトクンボのほか、ブルック・ロペスが17得点、4リバウンド、2スティール、2ブロック、クリス・ミドルトンが16得点、5アシスト、2スティール、フランク・メイソンがベンチから12得点をあげる活躍を見せ、選手層の厚さを誇示した。
 

DAZNなら「プロ野球」「Jリーグ」「CL」「F1」「WTAツアー」が見放題!充実のコンテンツを確認できる1か月無料体験はこちらから

NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号