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NBA

新シーズンに向け戦力補強に動くユーロリーグ。一方で若い命が失われるショッキングなニュースも

小川由紀子

2020.08.10

27歳の若さで急逝したオジョ。ご冥福を祈りたい。(C)Getty Images

27歳の若さで急逝したオジョ。ご冥福を祈りたい。(C)Getty Images

 アメリカではNBAの2019-20シーズンが再スタートしたが、ヨーロッパの方では各クラブが新シーズンに向けて動き始めている。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、昨季のユーロリーグはレギュラーシーズンの28節までで打ち切りに。その後、クラブによってはロックダウン解除後にコンディション調整のためのトレーニングを行なっていた。

 8月に入ってからは、新シーズン開幕の10月1日まであと2か月を切ったこともあり、各クラブとも相次いでトレーニングを再開。アルマーニ・ミラノが2日から始動したほか、バルセロナも8日から小グループでの練習を始めている。
 
 並行して、各クラブとも新シーズンへ向けた補強の真っ最中だ。

 サルナス・ヤシケビシャスが着任したバルセロナ、名称ジェリコ・オブラドビッチが1年間の離職を申し入れたフェネルバフチェ、トニー・パーカー(元サンアントニオ・スパーズほか)の弟テレンスがアシスタントコーチから昇格したアスヴェルなど、現時点で18クラブ中11クラブが新ヘッドコーチ(HC)を迎えているのも、新シーズンの注目ポイント。現場のトップが交代したチームはおのずとメンバーの刷新にも積極的で、ギリシャの両雄オリンピアコスとパナシナイコス、ドイツのバイエルン・ミュンヘン、ロシアのゼニト・サンクトペテルスブルグ、フェネルバフチェなどは、いずれもロースターの半数を入れ替える勢いでリクルートを進めている。

 なかでもパナシナイコスは、これまで5シーズンにわたってチームの中枢を担ったガードのニック・カラテスをバルセロナに放出。まさに新時代の到来を感じさせる動きだった。

 アルマーニ・ミラノも、ユーロリーグ4冠を誇る欧州を代表するセンター、カイル・ハインズをCSKAから獲得。NBAのデトロイト・ピストンズやボストン・セルティックスでプレー経験があるイタリア代表のフォワード、ルイジ・ダトメもフェネルバフチェから迎え入れ、2年目のエットーレ・メッシーナHCも本領発揮してくれそうな気配を漂わせている。
 

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