人に歴史あり。バスケにスーパースターあり。スーパースターにシグネチャーモデルあり。シグネチャーモデルにBOXあり!
7月30日、ついに2019-20シーズンのNBAが再開し、8月18日からはプレーオフがスタートしました。今季はロサンゼルス・レイカーズが10年ぶりにカンファレンス1位の座を手にし、久々の優勝を期待されています。そこで今回は、今から20年前の1999-2000シーズン、レイカーズの若きスターだったコビー・ブライアントが着用したadidasの「THE KOBE」を紹介します。
コビーはプロ入り前の1996年にadidasと契約。その後、複数のシグネチャーモデルが発売されましたが、本人は満足のいくサポートを得られていたとは思っていませんでした。彼のシグネチャーはマイケル・ジョーダンのエア・ジョーダンシリーズのようなブランド全体を支えるものではなく、メーカーの技術力を訴求するための販促の顔としての役割が強かったからです。
コビーの不満を察したadidasは、99年に勝負に出ます。4代目シグネチャーモデルの「THE KOBE」は、ドイツの自動車メーカー“Audi”とのコラボ。しかも、“Audi”がブランド再生を託したスポーツカー“Audi TT”との共通プロダクト開発プロモーションでした。
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「THE KOBE」のプロダクトシルエットは、スポーツクーペである“Audi TT”同様に丸みを帯びた形状で、フロントグリルやライトを想起させるつま先のディテールやヒール部分にある黄色のクリアパーツは、リアウインカーのデザインと共通にするなど凝ったものでした。中でもソールパターンは、前シリーズとは真逆とも思えるフラットでタイヤのパターンを意識したヘリンボーンに変更されています。
通常のパフォーマンスシューズであれば足の構造に合わせた形が採用されますが、「THE KOBE」は足の構造を無視したようなデザインとなっており、市場に大きな衝撃を与えました。
BOXの力の入れようも相当で、蓋をダンボールで形成せず、半透明のプラ素材で覆う構造に。素材の効果によってコビーシリーズのイメージは、有機的なイメージからソリッドでクールな印象にチェンジされました。
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左右の側面にはシューズのフロントとバックが車のカタログのようにプリントされ、BOXの底には振り返って笑うコビーの肖像が一面にプリントされています。
7月30日、ついに2019-20シーズンのNBAが再開し、8月18日からはプレーオフがスタートしました。今季はロサンゼルス・レイカーズが10年ぶりにカンファレンス1位の座を手にし、久々の優勝を期待されています。そこで今回は、今から20年前の1999-2000シーズン、レイカーズの若きスターだったコビー・ブライアントが着用したadidasの「THE KOBE」を紹介します。
コビーはプロ入り前の1996年にadidasと契約。その後、複数のシグネチャーモデルが発売されましたが、本人は満足のいくサポートを得られていたとは思っていませんでした。彼のシグネチャーはマイケル・ジョーダンのエア・ジョーダンシリーズのようなブランド全体を支えるものではなく、メーカーの技術力を訴求するための販促の顔としての役割が強かったからです。
コビーの不満を察したadidasは、99年に勝負に出ます。4代目シグネチャーモデルの「THE KOBE」は、ドイツの自動車メーカー“Audi”とのコラボ。しかも、“Audi”がブランド再生を託したスポーツカー“Audi TT”との共通プロダクト開発プロモーションでした。
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「THE KOBE」のプロダクトシルエットは、スポーツクーペである“Audi TT”同様に丸みを帯びた形状で、フロントグリルやライトを想起させるつま先のディテールやヒール部分にある黄色のクリアパーツは、リアウインカーのデザインと共通にするなど凝ったものでした。中でもソールパターンは、前シリーズとは真逆とも思えるフラットでタイヤのパターンを意識したヘリンボーンに変更されています。
通常のパフォーマンスシューズであれば足の構造に合わせた形が採用されますが、「THE KOBE」は足の構造を無視したようなデザインとなっており、市場に大きな衝撃を与えました。
BOXの力の入れようも相当で、蓋をダンボールで形成せず、半透明のプラ素材で覆う構造に。素材の効果によってコビーシリーズのイメージは、有機的なイメージからソリッドでクールな印象にチェンジされました。
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左右の側面にはシューズのフロントとバックが車のカタログのようにプリントされ、BOXの底には振り返って笑うコビーの肖像が一面にプリントされています。