9月2日(日本時間3日)、NBAプレーオフのウエスタン・カンファレンス1回戦、ヒューストン・ロケッツ(第4シード)対オクラホマシティ・サンダー(第5シード)の第7戦が行なわれ、ロケッツが104-102で勝利した。
昨年のオフにクリス・ポールとラッセル・ウエストブルックの両司令塔をトレードした因縁のチーム同士の対決は、第1、2、5戦をロケッツ、3、4、6戦をサンダーが取って最終戦に突入。運命の"Game 7"は、前日のナゲッツvsジャズ戦に勝るとも劣らない熱戦となった。
前半を終えて61-59とロケッツがわずかにリード。しかし今季得点王のジェームズ・ハーデンは相手のルーキー、ルージェンツ・ドートの守備の前に前半わずか10得点、試合を通じてフィールドゴール(FG)4/15、3ポイントは1/9の17得点と封じられた。
それでも、エースは試合終盤に値千金の働きを見せる。ポールの3ポイントで逆転を許した第4クォーター残り8分、まずは自らの得点で差を1点に縮めると、その後は2本連続でロバート・コビントンの3ポイントをアシストし、再逆転を演出。再び同点に追いつかれた残り3分39秒にドライビングレイアップを決めると、同1分25秒には決勝点となるPJ・タッカーのフローターをお膳立てするなど、このクォーターだけで3本のアシストを配給してチームを牽引した。
そして極めつけは1点リードで迎えた残り4秒、逆転を狙ったドートのシュートを左手1本で阻止すると、ハーデンは咆哮。この"クラッチブロック"が決め手となり、ロケッツがサンダーとの好シリーズに終止符を打った。
ロケッツはチーム全体でFG成功率39.8%と苦しみながらも、コビントンとエリック・ゴードンが各21得点、ウエストブルックが20得点を奪取。対するサンダーはポールが19得点、11リバウンド、12アシストのトリプルダブル、ドートが自己最多を大幅に更新する30得点をあげたものの、紙一重の差で勝利を逃した。
4年連続で1回戦突破を果たしたロケッツは、次ラウンドで第1シードのロサンゼルス・レイカーズと激突。第1戦は2日後の現地4日に行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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昨年のオフにクリス・ポールとラッセル・ウエストブルックの両司令塔をトレードした因縁のチーム同士の対決は、第1、2、5戦をロケッツ、3、4、6戦をサンダーが取って最終戦に突入。運命の"Game 7"は、前日のナゲッツvsジャズ戦に勝るとも劣らない熱戦となった。
前半を終えて61-59とロケッツがわずかにリード。しかし今季得点王のジェームズ・ハーデンは相手のルーキー、ルージェンツ・ドートの守備の前に前半わずか10得点、試合を通じてフィールドゴール(FG)4/15、3ポイントは1/9の17得点と封じられた。
それでも、エースは試合終盤に値千金の働きを見せる。ポールの3ポイントで逆転を許した第4クォーター残り8分、まずは自らの得点で差を1点に縮めると、その後は2本連続でロバート・コビントンの3ポイントをアシストし、再逆転を演出。再び同点に追いつかれた残り3分39秒にドライビングレイアップを決めると、同1分25秒には決勝点となるPJ・タッカーのフローターをお膳立てするなど、このクォーターだけで3本のアシストを配給してチームを牽引した。
そして極めつけは1点リードで迎えた残り4秒、逆転を狙ったドートのシュートを左手1本で阻止すると、ハーデンは咆哮。この"クラッチブロック"が決め手となり、ロケッツがサンダーとの好シリーズに終止符を打った。
ロケッツはチーム全体でFG成功率39.8%と苦しみながらも、コビントンとエリック・ゴードンが各21得点、ウエストブルックが20得点を奪取。対するサンダーはポールが19得点、11リバウンド、12アシストのトリプルダブル、ドートが自己最多を大幅に更新する30得点をあげたものの、紙一重の差で勝利を逃した。
4年連続で1回戦突破を果たしたロケッツは、次ラウンドで第1シードのロサンゼルス・レイカーズと激突。第1戦は2日後の現地4日に行なわれる。
構成●ダンクシュート編集部
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