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NBA

10年ぶりの優勝を狙うレイカーズ。レブロン&デイビスの強力デュオも今後の戦いに自信「このチームはステップアップしている」

秋山裕之

2020.09.14

レブロン(右)&デイビス(左)の強力デュオは、今後の戦いに自信を覗かせる。(C)Getty Images

レブロン(右)&デイビス(左)の強力デュオは、今後の戦いに自信を覗かせる。(C)Getty Images

「俺はこのフランチャイズの一員になりたかった。そして、本来いるべき位置へと舞い戻りたかった。それこそがチャンピオンシップ争いなのさ」

 ロサンゼルス・レイカーズは9月12日(日本時間13日、日付は以下同)、ヒューストン・ロケッツとのウエスタン・カンファレンス・セミファイナル第5戦を119-96で制し、4勝1敗でシリーズ突破。チームをカンファレンス・ファイナルへと導いた大黒柱のレブロン・ジェームズは、試合後に冒頭のように語った。

 レブロン&アンソニー・デイビスの超強力タッグを中心とした布陣で、今季7年ぶりにプレーオフへと返り咲いたレイカーズ。ポートランド・トレイルブレイザーズとのファーストラウンドに続き、この準決勝でも第1戦を落としていたものの、以降はともに4連勝で切り抜け、ここまでプレーオフを通じて8勝2敗と好調を維持している。
 
 ロケッツはセンターがいないこともあり、ジャベール・マギー(平均7.5分)とドワイト・ハワード(平均7.8分)の出番が今シリーズは少なかったものの、レブロンが平均25.8点、10.4リバウンド、7.4アシスト、2.0スティール、1.8ブロックをマークすれば、相棒デイビスも平均25.4点、12.4リバウンド、4.0アシスト、1.4ブロックと両輪が大暴れ。サポーティングキャストではカイル・クーズマが平均11.2点、ロケッツとのシリーズから戦列に復帰したラジョン・ロンドは平均10.6点、4.6リバウンド、7.0アシスト、2.0スティール、そしてダニー・グリーンとマーキーフ・モリス、アレックス・カルーソもそれぞれ平均8.4点以上を記録した。

 充実の戦力を誇るレイカーズ。その牽引役はもちろん、バスケットボール界の“キング”ことレブロンだ。

「俺は自分が何者で、どんな才能を持っているか、それにこのリーグで達成してきたこともわかっている。それを知った上で、この組織に加わることを決めたんだ。そして自分が重視しているのは勝利すること。それは、この俺が何よりも責任を負っていることなんだ」
 
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