NBAは9月15日(日本時間16日、日付は以下同)、2019-20シーズンのオールルーキーチームを発表。ゴールデンステイト・ウォリアーズのエリック・パスカルは1stチーム入りを果たした。
昨年のドラフト2巡目41位でウォリアーズから指名されたパスカルは、198㎝・115㎏とアンダーサイズながらナチュラルポジションはパワーフォワード。一歩間違えればどっちつかずな"トゥイナー"になっていてもおかしくはなかったのだが、ケガ人が続出したチーム事情から60試合(うち先発は26試合)に出場すると、平均14.0点、4.6リバウンド、2.1アシスト、フィールドゴール成功率49.7%、フリースロー成功率77.4%と上々の成績を残した。
キャリア2年目となる来季に向けての課題は、成功率28.7%に終わった3ポイントならびにシュートレンジの拡大。ただ、仮にその部分が改善されなかったとしても、プレーオフ返り咲きを狙うウォリアーズにとっては貴重な戦力と言っていい。
先日、スティーブ・カー・ヘッドコーチ(HC)は記者との電話取材で、パスカルについてこう評していた。
「エリックはオフェンスにおいて数多くのスキルがあることを見せてくれた。でも、我々が今彼に求めているのは、ディフェンス面でもこのチームの力になることなんだ。NBAはフィジカルなリーグだから、複数の選手たちをガードしなければならない。そして、彼にはそうなれる能力がある。彼がPJ・タッカー(ヒューストン・ロケッツ)になれない理由などない。似たような体格で、大柄な選手にもマッチアップできる強さがあるし、ガード陣にも対応できるスピードがある」
196㎝・111㎏のタッカーは、アンダーサイズながらロケッツで実質センターを務める肉体派。ウォリアーズとは2018、19年と2年続けてプレーオフの舞台で戦っており、ケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)さえも苦しめてきた好ディフェンダーだ。
タッカーはキャリア序盤、海外リーグを転々としていた。ただイスラエルやウクライナ、イタリア、ドイツでプレーしたことでリーダーシップを学ぶことができ、在籍3年目となったロケッツでは攻守に献身的な働きを見せ、チームの最重要選手の1人としての地位を確立。コーナースリーの名手としても知られており、パスカルがウォリアーズでタッカーのような役割をこなすこととなれば、チームとして厚みが増すのは間違いない。
昨年のドラフト2巡目41位でウォリアーズから指名されたパスカルは、198㎝・115㎏とアンダーサイズながらナチュラルポジションはパワーフォワード。一歩間違えればどっちつかずな"トゥイナー"になっていてもおかしくはなかったのだが、ケガ人が続出したチーム事情から60試合(うち先発は26試合)に出場すると、平均14.0点、4.6リバウンド、2.1アシスト、フィールドゴール成功率49.7%、フリースロー成功率77.4%と上々の成績を残した。
キャリア2年目となる来季に向けての課題は、成功率28.7%に終わった3ポイントならびにシュートレンジの拡大。ただ、仮にその部分が改善されなかったとしても、プレーオフ返り咲きを狙うウォリアーズにとっては貴重な戦力と言っていい。
先日、スティーブ・カー・ヘッドコーチ(HC)は記者との電話取材で、パスカルについてこう評していた。
「エリックはオフェンスにおいて数多くのスキルがあることを見せてくれた。でも、我々が今彼に求めているのは、ディフェンス面でもこのチームの力になることなんだ。NBAはフィジカルなリーグだから、複数の選手たちをガードしなければならない。そして、彼にはそうなれる能力がある。彼がPJ・タッカー(ヒューストン・ロケッツ)になれない理由などない。似たような体格で、大柄な選手にもマッチアップできる強さがあるし、ガード陣にも対応できるスピードがある」
196㎝・111㎏のタッカーは、アンダーサイズながらロケッツで実質センターを務める肉体派。ウォリアーズとは2018、19年と2年続けてプレーオフの舞台で戦っており、ケビン・デュラント(現ブルックリン・ネッツ)さえも苦しめてきた好ディフェンダーだ。
タッカーはキャリア序盤、海外リーグを転々としていた。ただイスラエルやウクライナ、イタリア、ドイツでプレーしたことでリーダーシップを学ぶことができ、在籍3年目となったロケッツでは攻守に献身的な働きを見せ、チームの最重要選手の1人としての地位を確立。コーナースリーの名手としても知られており、パスカルがウォリアーズでタッカーのような役割をこなすこととなれば、チームとして厚みが増すのは間違いない。